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4K8K放送視聴機器が300万台突破。12月のチューナ内蔵TVは過去最高記録

一般社団法人の放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は、新4K8K衛星放送の対応チューナー内蔵テレビや単体チューナーなどを合わせた2019年12月までの出荷台数を発表。累計では300万台を超え、312万9,000台となった。

12月分の出荷内訳は、新チューナー内蔵テレビが30万5,000台、外付け新チューナーが5,000台、新チューナー内蔵録画機が6万台、CATVの新チューナー内蔵STBが5万1,000台。累計は、チューナー内蔵テレビが194万4,000台、外付けチューナーが23万台、録画機が31万5,000台、CATV STBが64万台で、4K8K衛星放送視聴可能機器は計312万9,000台。

A-PABでは、12月の好調な伸びについて、「新チューナー内蔵テレビが30.5万台と単月としては過去最高を記録したことが最大の要因。10~12月の直近3カ月の合計は、消費税増税直後にもかかわらず68.3万台と内蔵テレビ累積数の約4割を占めている。また、新チューナー内蔵録画機も好調で全体の増加に貢献した」と分析している。

なお、チューナー内蔵テレビと外付けチューナーは、JEITA(電子情報技術産業協会)発表の出荷台数。CATV TBは、JCTA(日本ケーブルテレビ連盟)ヒアリングによる設置台数。新チューナー内蔵録画機が11月から追加されている。