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「フォード vs フェラーリ」“胸アツ”なマイルズ VS シェルビー大喧嘩シーンの舞台裏公開

絶対王者フェラーリに立ち向かった男たちの奇跡のような挑戦の実話を描いた映画「フォード vs フェラーリ」。劇中で“最高のシーン!”と言う声も多い、元TOPレーサーのカー・デザイナーキャロル・シェルビー(マット・デイモン)と、破天荒な天才レーサー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)が、路上で大喧嘩を繰り広げる場面。そのメイキング映像が公開された。

キャロル・シェルビー(マット・デイモン)とケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)が、路上で大喧嘩を繰り広げる場面
(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

男2人のケンカシーンだが、なんでもかんでも手当たり次第に投げ合うなどの、がむしゃらで微笑ましい不格好さがユニークでもある。また、“ケンカの時、缶ビールで殴ろうとしたけど、一瞬考えて、お菓子の袋に持ち替えて殴る”、など、ケンカしている最中でも、お互いを想いあう2人の“絆”が現れており、多くの観客の胸を熱くさせるシーンでもある。

映画『フォード vs フェラーリ』メイキング映像「マイルズ vs シェルビー」

メイキングでは、そんな胸アツシーンの撮影にも関わらず、和気あいあいと、とても楽しそうに挑む2人の様子が。映像では、デイモンのタックルから殴り合いのシーンへと発展したかに思ったが、そこから一転、ベイルがデイモンにキス(!?)をしようと迫り、たまらずデイモンがストップするという、いちゃいちゃする2人の姿も。

デイモンとベイルは、その後、仲良く並んで映像をモニターでチェックしながら、スタッフらと共に大笑い。見ているこちらも思わず笑ってしまうようなメイキングとなっている。

(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

あらすじ

気鋭のカーデザイナーとして活躍するキャロル・シェルビー(マット・デイモン)のもとに、アメリカ最大の自動車メーカー、フォード・モーター社から思いがけないオファーが届く。

それは、ル・マン24時間耐久レースで、モータースポーツ界の頂点に君臨するフェラーリ社に勝てる車を作ってほしいという途方もない依頼だった。かつてル・マンで優勝した経験を持ちながらも、心臓病によりリタイヤを余儀なくされたシェルビーは、破天荒な一流レーサーのケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)の元へ向かう。

レースへの純粋な情熱を共有するシェルビーとマイルズは、史上最高の車を生み出すために協力し、いつしか固い友情で結ばれる。前哨戦レースで結果を出し、いよいよ決戦の地ル・マンに乗り込んでいく。マイルズのフォード車がフェラーリとの壮絶なデッドヒートを繰り広げる中、理不尽な大企業の論理を振りかざすフォード副社長が横やりを入れてくるが……。

同作は、ドラマ性や作品全体のクオリティの高さが評価され、先日発表された第92回アカデミー賞ノミネーションでは、レースをテーマにした映画としては初めて作品賞にノミネート。さらに、編集賞、録音賞、音響編集賞を含む合計4部門にノミネートを果たしている。

映画「フォードvsフェラーリ」日本オリジナル予告「狙え!大逆転」編 2020年1月10日(金)公開
映画「フォードvsフェラーリ」特別映像「奇跡の大逆転」2020年1月10日(金)公開