ニュース

デジタルと現実が溶け込むMRグラス「Magic Leap 1」ドコモが5月発売

NTTドコモは、軽量MRグラス「Magic Leap 1」を5月以降に発売する。個人を含むコンテンツクリエイター向けに、直販サイトなどで販売。3月末から順次、全国のドコモショップで実機展示を行なう。

軽量MRグラス「Magic Leap 1」

Magic Leap 1は、米Magic Leapのウェアラブルヘッドセット。空間コンピューティングを利用した、軽量・広視野角性能が特徴で、高精度な空間認識機能を備える。海外では'18年から開発者向けのモデルが発売されていたが、日本での発売は今回が初めて。

9つのセンサーで空間認識するLightwear、メモリやバッテリーを搭載したプロセッシングユニットLightpack、そして6方向の動きに対応したコントローラーを組み合わせて使用。

Lightwearを頭部に装着することでデジタルコンテンツと現実が融合したインタラクティブな世界を実現。モニターがなくても、シームレスにデジタルコンテンツに見て触れることができる。

自宅のリビングでゲームコンテンツを利用した場合、リビングとゲームの世界を融合することができ、実際のリビングの壁からキャラクターが出てきたり、テーブルの上にキャラクターを置いて歩かせることができるなど、これまでにない臨場感あるインタラクティブな体験ができるという。

使用イメージ

Lightwearの解像度は片眼あたり1.3Mピクセルで、視野角は50度。120Hzのリフレッシュレートと、1,680万以上の表示色を備える。重量は316g。

Lightpackは、システム周りを処理する3つのコアプロセッサ、アプリケーション用に3つのコアプロセッサを搭載し、最大1.7GHzの処理速度を実現。メモリーは8GBで、ストレージは128GB。バッテリーを搭載し、約3.5時間の連続使用が可能。

コントローラ、ショルダーストラップ、Fit Kit、ACチャージャ、USB-Cケーブルなどを付属する。アクセサリーとして、キャリーケース、給電ケーブル用のHubを用意する。