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東芝、Wチューナ&自動チャプタ搭載シンプルレグザ「S24」。24型で約3万円
2020年4月8日 11:00
東芝映像ソリューションは、レグザエンジンファインとWチューナーを搭載したHD液晶テレビ「REGZA S24シリーズ」を4月17日より発売する。24型と32型の2サイズを用意。どちらも価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24型が3万円前後、32型が4.4万円前後。
【REGZA S24シリーズ】
・24型HD液晶テレビ「24S24」 店頭予想価格3万円前後 4月17日発売
・32型HD液晶テレビ「32S24」 同4.4万円前後 4月17日発売
自社開発の映像処理エンジンと、2チューナーによる裏録やオートチャプター機能を特徴とし、ネットワーク機能などを取り除いた“シンプル液晶レグザ”「REGZA S22シリーズ」の後継機種。前機種からの主な変更点は、スピーカーとスタンドの変更で、その他の基本的な機能や仕様は前世代を踏襲している。
なお、現在発売中のREGZA S22シリーズは、40型と19型のみ販売を継続する。
24型、32型ともに、1,366×768ドットのHD液晶パネルを採用。LEDバックライトは直下型で、グローバルディミングに対応する。
自社開発の映像処理エンジン「レグザエンジンファイン」を搭載。映像の残像を低減するほか、階調、質感や色彩表現に富んだ映像処理を行なう。番組表の高速起動にも対応する。
立体感ある映像を実現する「質感リアライザー」を搭載。1シーン毎にヒストグラムを作成し、映像信号を補正。暗部の取得制度を上げて解析を行なうことで、暗部と明部を描写し、輝度のダイナミックレンジを活かした立体感・奥行感ある映像を再現するという。
地デジ映像の精細感を向上させる超解像処理「地デジ精細感復元」を搭載。地デジ信号の映像をローカルエリアごとに解析し、平坦部とテクスチャ部を判別。画素ごとに適した処理を行なうことでノイズを抑えたまま精細感とクッキリ感を引き出す。
カラーテクスチャー復元も搭載しており、サイドに合わせた輝度強調・加算技術で、色の濃い映像の場合でも、細部の質感まで鮮やかに再現できるとする。
映像モードは「ゲーム」「映画」「標準」「ライブ」「あざやか」「PC」。映像の種類に応じて、適した画質で楽しめる。
ゲームモード時は、約18.83msecの低遅延を実現しており、格闘ゲームなどのボタンを押すタイミングが勝敗を分けるゲームでも快適にプレイできるという。
搭載するチューナーは、地上/BS/110度CSデジタルを各2基。別売のUSB HDDを接続することで、裏番組録画中でもほかのチャンネルの番組を視聴できる。番組部分とCM部分を自動判別してチャプターを打ってくれる、マジックチャプター機能も搭載する。
ステレオスピーカー仕様で、音声実用最大出力は32型が6W×2。24型は前機種(2W×2)から出力がアップし、4W×2になった。
インターフェイスは、HDMI入力×2、コンポジット映像入力×1、音声入力×1、光デジタル音声出力×1、音声出力(ヘッドフォン端子兼用)×1のほか、USB端子(録画用)、LAN端子を備える。チャンネル、カーソルボタンなどの文字を大きく印字したシンプルレグザリモコンを付属する。
消費電力は、32型が49W、24型が39W。年間消費電力量は、32型が44Wh/年、24型が37kWh/年。
スタンドを含む外形寸法/重量は、32型が73×17.8×46.3cm(幅×奥行き×高さ)/4.5kg、24型が55.3×14.3×35.7cm(同)/3kg。