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シャープ、中国CHOTや米VIZIOなどを特許権侵害で調査申立て

シャープは21日(米国時間)、Xianyang CaiHong Optoelectronics Technology(CHOT)や、TPV Technologyとその子会社、およびVizioが、シャープの特許権を侵害しているとし、米国国際貿易委員会(ITC)に侵害調査の開始を申し立てた。通常、ITCでは、申立日から30日以内に侵害調査の開始が決定される見込み。

申立では、CHOTが製造する液晶パネル、およびTPV(TPV Technology)とその子会社による行為が、シャープのPSA技術やTFT技術、広視野角技術に関連する米国特許権5件を侵害していることを主張する内容になっているという。

今回の侵害調査を通じ、上記特許権の満了までの間、CHOT等の被疑侵害製品およびそれらを使用した製品の米国輸入を禁止する限定排除命令、ならびに、CHOT等による米国での当該製品の宣伝・販売を禁止する販売停止命令をITCが出すことも求めている。

シャープは今年3月にも、Xianyang CaiHong Optoelectronics Technology(CHOT)などを相手に、米国カリフォルニア州中央地区連邦地方裁判所において特許権侵害訴訟を提起していた。