ニュース

AROMA、62万円の最上位イヤフォン「ACE」。独自ドライバ搭載「Thunder」

ACE

トップウイングサイバーサウンドグループは、AROMAブランドのユニバーサル型イヤフォン2機種を5月下旬に発売する。ラインナップはフラグシップモデルとなる62万円の「ACE」と、AROMA独自開発のドライバーを搭載した36万円の「Mucial BoxThunder」。

ACEは、AROMAのWitch Girlシリーズ、Musical Boxシリーズの設計、生産を通して得た知見の全てを捧げたフラッグシップユニバーサルイヤフォンとしている。超低域×4、中低域×4、高域×2、超高域×2のバランスドアーマチュア(BA)ユニット×12ドライバを搭載する。

2つのスイッチを備え、それらの組み合わせで、デフォルトの「ACE(バランスモード)」、ソロボーカルや小編成の音楽向けの「KING(ボーカルモード)」、低域のレンジを広げてビートの表現に優れた「Jack(バスモード)」、高域の表現に最適化し、大編成のクラシックなどに向けた「Queen(トレブルモード)」の4つの音質モードに切り替えられる。

ACEの音質モードイメージ

インピーダンスは26〜30Ω。感度は110dB/mW。周波数特性は10Hz〜22kHz。イヤフォンとケーブルの接続は2ピン端子。付属ケーブルの入力端子は3.5mmステレオミニで、OCCを使った1.2mケーブルとなる。ハードケース、収納袋、Acoustuneイヤーピース(S/M/L)が付属する。

Mucial Box Thunderは、AROMA独自開発のダイナミックドライバー「breakthrough|乾坤」と、中低域×4、中高域×4、超高域×2のBA×10ドライバーで構成。独自開発のドライバーを搭載した製品は初としている。

Mucial Box Thunder
ドライバー構成イメージ

スイッチで「Harmony|和諧」「Concentrate|凝聚」の2つの音質モードに切り替えられる。Harmonyはボーカルの表現をより際立たせ、実存感を高めるほか、中域はリズミカルになり、強弱を正確に表現。高域は忠実性が高く、透明感があるとしている。Concentrateでは、低域をより深く、より広く表現し、音楽が表現するアタックを正確に伝えるとする。

インピーダンスは17Ω。感度は108dB/mW。周波数特性は10Hz〜22kHz。イヤフォンとケーブルの接続は2ピン端子。付属ケーブルは3.5mmステレオミニで、OCCを使った1.2mケーブル。ハードケース、収納袋、Acoustuneイヤーピース(S/M/L)が付属する。