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Lotoo、スマホと接続できる小型USB DACアンプ「PAW S1」。4.4mmバランス出力搭載

「PAW S1」

トップウイングサイバーサウンドグループは、Lotooの新製品として、小型のUSB DACアンプ「PAW S1」(パーエスワン)を5月下旬に発売する。価格はUSB-Cケーブルのみ付属するモデルが27,000円、USB-Cに加え、Lightningケーブルも付属するモデルが32,000円。

外形寸法66×22×13mm(縦×横×厚さ)、重量27.1gと、小型軽量なUSB DACアンプ。スマートフォンなどと接続して利用する。ヘッドフォン出力として、3.5mmのアンバランスと、4.4mmのバランス出力も装備する。最大出力は3.5mmが70mW/ch @32Ω、4.4mmが120mW/ch @32Ω。

「PAW S1」

小型モデルだが、LotooのPAWラインアップのDAPアーキテクチュアを継承、スマホで受信したロスレスストリーミング音楽サービスのサウンドを、「スマホなどのデバイスからPAW S1の独自OS(LTOS)を経由して再生することにより、一気にクオリティアップすることが可能になった」という。

対応フォーマットは、PCMが384KHzまで、DSDは5.6MHzまで対応。THD+N(全高調波歪率)は-108dB(0.0004%)で、DACチップのデータシート値-109dBに迫る数値を実現。グラウンド・ノイズは-118dBuに抑えている。4.4mmのバランス出力には、ペンタコンのコネクタを採用。

独立したアンプチップ「OPA1622」を装備する事で、高いアンプ出力も実現。カスタムイヤフォンだけでなく、「通常のオーバーイヤー型ヘッドフォンにもすばらしい相性を見せる。120mWの出力があれば、インピーダンスが32Ωのヘッドフォンでも見事に駆動することができる」という。

スタジオ品質というEQ/ATEも装備。ゲインコントロール機能も備えている。

PC、Macと接続した際は、プラグ・アンド・プレイでドライバーをインストールせずに使用可能。Androidにも対応している。ディスプレイも搭載する。筐体はアルミニウム合金で、CNC機械加工で単一の合金ブロックから削り出されている。