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オンキヨー、自社開発BAのカスタムIEM「シリーズ M」、「メガネのアイガン」で耳型採取

オンキヨーは、カスタムイヤフォンの新製品として、自社開発のマグネシウム振動板を採用したバランスド・アーマチュアドライバ(BA)ドライバーを搭載した「シリーズ M」と、現行モデルの音質を進化させカスタマイズ性も拡大させた「シリーズ J」の2シリーズを、直販サイトのONKYO DIRECTにて、5月12日より販売する。価格は69,800円~139,800円。耳型の採取は愛眼と提携。愛眼の約220店舗にて採取できるようになる。

各シリーズの価格は以下の通り。別途、耳型の採取費用が必要。

【シリーズ M】

  • IE M1(フルレンジBA×1基) 79,800円
  • IE M2(低域BA×1、高域BA×1) 99,800円
  • IE M3(低域BA×2、中高域BA×1) 139,800円

【シリーズ J】

  • IE J1(フルレンジBA×1基) 69,800円
  • IE J2(低域BA×1、高域BA×1) 89,800円
  • IE J3(低域BA×1、中高域BA×1、高域×1) 129,800円

シリーズ Mでは、自社開発のマグネシウム振動板を採用したBAを搭載。特殊表面処理技術によりマグネシウムを高剛性化し、素材特有の高吸振性を最大限引き出すことで、より滑らかで原音に忠実な音の再現、自然な聴き疲れしないサウンドを実現したとする。コンデンサーやダンパーなどを活用し、BAドライバ毎の帯域をハンドリング。全帯域でつながりを良くしている。

シリーズ Jは、BAドライバを搭載し、高解像度の中・高域再生と、高い密閉性による迫力の低音域再生を追求。独自のフローティング構造により、不要振動と共振を低減。低域から高域まで輪郭を高めた明瞭な音を再生できるとする。

シリーズ M、シリーズ J共通の新仕様として、新たな世界観8色を加えた全20種類のカラーバリエーションに加え、D型/C型と、イヤフォンの形状そのものを選択できるようになった。

ケーブルは着脱可能で、汗対策やケーブル挿抜耐性に優れるというエストロン製T2コネクタを採用。信頼性も向上したとする。なお、MMCX端子も選べる。

「メガネのアイガン」での耳型の採取

愛眼と提携する事で、全国約220店舗ある「メガネのアイガン」で耳型の採取が可能。同店舗では眼鏡だけでなく補聴器の販売なども手掛けており、経験豊富なスタッフがユーザーにあわせた耳型を採取するという。採取費用は6,000円。これはカスタムイヤフォンの費用とは別に、メガネのアイガン店舗で支払う。

注文の流れとしては、ONKYO DIRECTにて注文/決裁、メガネのアイガンで耳型採取、ONKYO工場にてカスタムイヤフォンを製作し、ユーザーに届ける形となる。