NHK、放送博物館など休館していた施設を順次再開

NHKは29日、緊急事態宣言解除に伴う公開番組やイベント等の対応について発表。感染拡大防止を徹底した上で、全面休館していた施設や全国の放送局の来館対応などを順次再開する。

全面休館していた施設等では、NHKアーカイブス(川口市) 番組公開ライブラリーを6月2日より再開。NHK プラスクロス SHIBUYAを8日、放送博物館を9日に再開する。全国の放送局では、地域の実情をふまえ、各局の判断で来館対応を一部再開するが、団体見学は当面の間、休止する。

施設で行なうイベントや公開番組は引き続き中止、または無観客で実施する。全国各地で開催予定の公開番組については、政府による「段階的な緩和」の方針や都道府県の対応指針等をふまえて検討するとしている。

視聴者の窓口となる「ふれあいセンター」は、体制を縮小したまま業務を継続し、情報提供等に対応。営業現場では、6月以降は受信契約に関する案内の投函などによる、非対面での営業活動を行ない、各自治体の要請や感染状況などを踏まえて段階的に訪問活動を再開するとしている。