ニュース

「録画失敗」や「チャンネル争い」に終止符? パナソニックがTV視聴の悩み調査

オンラインセミナーの様子

パナソニックは8月27日、ともにインスタグラマーでイラストレーターのむらたさきさん、ブランドディレクターの原田沙奈子さんをゲストに招いて「今どきのテレビ視聴術~見逃さない女(ひと)へ~」と題したオンラインセミナーを開催した。20代から50代までの女性600名を対象とした黒モノ家電やおうち時間とテレビ視聴、テレビ視聴環境に関する意識調査の結果とともに、新型コロナウイルスなどの影響により在宅時間が伸びている働く女性/ママ世代に向け、同社が販売しているHDDレコーダー「全自動ディーガ」やポータブルテレビ「プライベート・ビエラ」の魅力をアピールした。

“見逃し”や“チャンネル権争い”に終止符を打つ? 「全自動ディーガ」

意識調査では、テレビやHDDレコーダーといった黒モノ家電について82.5%が「普段の生活に欠かせない」と回答。また80.7%が「機能が多く、できることが多い」と答え、多機能性が認知されていることが明らかになった一方で、テレビについては70.6%、レコーダーについては79%の人が「機能を使いこなせていないと感じることがある」と答えたことも明かされた。回答者の4割近くが「ほぼ毎日使用している」という録画機能についても、家事や仕事に追われて録画を忘れてしまったというケースや、別の番組録画と重なり録画できなかった、HDD容量が足りず録画できなかったという失敗談もあったという。

イラストレーターのむらたさきさん

ゲストとして登壇したむらたさきさんも「(黒モノ家電は)普段の生活に欠かせないと思っていますが、機能を使いきれていない気がします。操作も苦手で、なんとか番組予約ができても本体の容量不足で録画できていないこともありました」と述べ、調査結果を裏付けた。

テレビの視聴時間については、在宅時間が増えたことで、半数以上の人が以前よりも増えたと回答。しかし、4人にひとりは家庭内で“チャンネル権争い”があると答え、75.2%の人が見たい番組を見れなかったり、放送後にSNSなどで話題になった番組を見逃したことで悔しい思いをしたことがあると判明した。

全自動ディーガ「DMR-4X1000」
全自動ディーガを使えば最大8チャンネルを自動録画できる

セミナーでは、こういった録画の失敗やテレビ視聴の悩みを解決する製品として、予約操作なしに全自動で最大8チャンネル分の番組を28日間分録画できる「全自動ディーガ」を紹介。見逃し配信が終了したあとや、そもそも見逃し配信がない番組も、過去にさかのぼって視聴できること、28日をすぎると古い番組から自動消去されていくため、容量不足に悩まされることはないといった魅力をPRした。

この全自動ディーガについて、ディーガ商品企画担当の吉田圭祐氏は「通常のレコーダーと比べてもアンケートの満足度は高く、買い替え時の再購入率も高い」とし、ユーザーから厚い信頼を得ていると明かしている。

場所を選ばずテレビを楽しめる「どこでもディーガ」と「プライベート・ビエラ」

ブランドディレクターの原田沙奈子さん

ブランドディレクターで、インスタグラマーとしても活躍する原田さんは普段、全自動ディーガを愛用しているため、録画などの悩みはないとしつつ、「移動中などにテレビを見られるとうれしい。最近は在宅時間が長いので、お風呂場などで自分の世界に浸りながらリラックスして視聴したい」とリクエスト。

これに関連して、パナソニックは「テレビ番組を見たい場所についての意識調査」として視聴スタイルの調査も行なっており、その結果リビングや自室、ベッドルームに加え、お風呂やキッチンなどの水回り、さらには移動時間、隙間時間にも視聴したいというニーズの多さが見えてきたという。

オンラインセミナーでは、ディーガと連携できるスマートフォンアプリ「どこでもディーガ」を使うことで、録画した番組や放送中の番組をスマートフォンやタブレットから視聴できること、「持ち出し機能」を使えばインターネットがつながらない環境でも番組を楽しめること、外出先から番組予約操作が行なえることなどを紹介。

防水仕様のプライベート・ビエラ「UN-15TD10」
「UN-15TD10」は水回りでも安心して使える

また水回りでの使用には、チューナー部とモニター部が分離している「プライベート・ビエラ」が最適と紹介。防水対応モデルはお風呂で使えるだけでなく、キッチンでの利用時に汚れがついてしまった場合でも洗剤で洗うことができるといった特徴や、DVDやBlu-ray、さらにはネット動画も楽しめるという魅力を解説した。

プライベート・ビエラ商品企画担当の岩本篤氏によれば、プライベート・ビエラがあれば忙しい家事や育児の間にもテレビを楽しめるため、「さまざな生活シーンで使っているとの声を頂いている」と、こちらもユーザーから高い評価を得ているとのこと。