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シャープ創業108周年「今後2週間、新商品、サービス、技術を次々発表」

シャープは、9月15日に創業108周年を迎えるにあたり、戴正呉会長兼任CEOによる「CEOステートメント」を発表。これからのシャープのビジョンを公表すると共に、「今後約2週間に亘って、新たな商品やサービス、技術に関する発表を次々と行なう」と予告。創業108周年を記念する拡売キャンペーンやイベントも、年末にかけてグローバルで展開するという。

同社は2016年8月に新体制をスタート。次の100年の持続的成長を見据え、事業ビジョン「8K+5G と AIoT で世界を変える」を新たに策定し、その実現に向けて事業変革を推進してきた。

具体的には、テレビや白物家電、スマートフォン、オフィス機器といった既存事業ベースに、「8K機器や技術の開発」「AIoT機器の拡充」「AIoTプラットフォームの構築」に取り組んできたという。

さらに、「8K+5Gシステムの創出」「5G関連ビジネスの展開」「COCORO LIFEサービスの拡大」「クラウドサービスの強化」を進めており、「こうした取り組みを通じて、単なるハードウェアやデバイスを中心とした事業から、ハードウェアとソフトウェア、サービスを組み合わせたシステム、さらにはソリューション事業への変革が着実に進展している」という。

今後は、シャープが得意としてきた事業分野“Smart Home”“Entertainment”“Smart Office”だけでなく、“Health”“ Education”“Security”“Industry”“Automotive”への取り組みをより強化。「特に、足元のコロナ禍や、日本をはじめとした先進国が直面する高齢化等の社会課題の解決に寄与すべく、健康や医療、介護の分野における取り組みをより重点的に展開していく考え」だという。