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4K8K放送視聴機器が555万台に。オリンピック延期も目標達成

新4K8K衛星放送 視聴可能機器台数

放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は、新4K8K衛星放送視聴可能機器の集計値を公表した。2020年8月分の出荷合計は37.9万台で、8月末時点での累計出荷は555万台となった。チューナー内蔵テレビは、前年同月比1.5倍と着実な伸びを続けている。

A-PABのWebサイトでは500万台突破をアピールしている

8月分の出荷内訳は、新チューナー内蔵テレビが28.4万台、新チューナー内蔵録画機が3.1万台、CATVの新チューナー内蔵STBが6.4万台。外付け新チューナー台数はJEITA統計規約により非公開。

累計では、新チューナー内蔵テレビが368.9万台、外付け新チューナーが250万台、新チューナー内蔵録画機が56.3万台、CATVの新チューナー内蔵STBが104.5万台となり、4K8K衛星放送視聴可能機器は555万台となった。

同協会は「当初、東京オリンピック・パラリンピックまでに500万台を目指していたが、延期による影響が懸念された中、7月末で500万台を超え、8月も好調に推移。これは、アナログ放送終了時の2008年~2011年の間に販売された受信機の買い換え、及び、コロナ禍での“ステイホーム”傾向が続き、4K中心の大型テレビへの買い換え機運が継続しているもの」と分析している。