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4K8K放送視聴機器が440万台に。“ステイホーム”でテレビ視聴機会&買い換え増

新4K8K衛星放送 視聴可能機器台数

放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は、新4K8K衛星放送視聴可能機器の集計値を公表した。2020年5月分の出荷合計は24.4万台となり、5月末時点での累計出荷は440万台となった。

5月分の出荷内訳は、新チューナー内蔵テレビが18.6万台、外付け新チューナーが1,000台、新チューナー内蔵録画機が2.3万台、CATVの新チューナー内蔵STBが3.4万台。

累計で、新チューナー内蔵テレビが283万台、外付け新チューナーが24.6万台、新チューナー内蔵録画機が45.7万台、CATVの新チューナー内蔵STBが86.7万台となり、4K8K衛星放送視聴可能機器は440万台となった。

同協会は「5月単月の伸び率は前年同月の11.6万台から、24.4万台へと約2.1倍(昨年11月まで未公表だった新チューナー内蔵録画機を除くと約1.9倍)となり着実な伸びを示している」とコメント。

伸長の背景について「新型コロナウイルスによる自粛期間の『ステイホーム』でテレビ視聴機会が増加したことなどが反映されたものと見られる。特に『家族と一緒に見る』機会が増えたことによりテレビ本来の魅力が再評価され、4Kが中心の大型テレビ志向が強まることと相まって、買い替えをする視聴者が増えていると考えられる」と分析している。

月別推移