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4K8K放送視聴機器が約725万台に。単月最高の55.8万台出荷

放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は、新4K8K衛星放送視聴可能機器の集計値を発表。2020年12月分の出荷合計は55.8万台と単月での最高記録を更新。12月末時点での累計出荷は約725万台となった。

11月分の出荷内訳は、新チューナー内蔵テレビが40万台、外付け新チューナーが0.1万台、新チューナー内蔵録画機が9.8万台、CATVの新チューナー内蔵STBが5.9万台。

累計で、新チューナー内蔵テレビが490.7万台、外付け新チューナーが25.2万台、新チューナー内蔵録画機が82.3万台、CATVの新チューナー内蔵STBが126.5万台となり、4K8K衛星放送視聴可能機器は724.7万台を記録した。

A-PABは、「前月に続き12月単月で55万8千台と、過去最高を記録。このうち新チューナー内蔵テレビも、40万台と過去最高となりました。これは、年末商戦で量販店等が販売に力を入れる中、引き続き旺盛な買い換え需要と、新型コロナの感染拡大による年末年始の巣ごもり需要が、相まったものと考えられます」とコメント。

NHKとBS民放5社が12月を「新4K8K衛星放送で見ようよ! 月間」として共同制作したスポットやPR番組を放送し、番組ラインナップを強化したことなども好調を後押ししたとし、「今夏予定されている東京オリンピック・パラリンピックに向け、1,000万台突破を目指して、さらなる普及推進に努めてまいります」としている。