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4K8K放送機器が単月最高42万台出荷。視聴可能数は累計約669万台に

放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は18日、新4K8K衛星放送視聴可能機器の集計値を発表。2020年11月分の出荷合計は42.2万台と単月での最高記録を更新し、11月末時点での累計出荷は約669万台となった。

11月分の出荷内訳は、新チューナー内蔵テレビが30.7万台、新チューナー内蔵録画機が6.5万台、CATVの新チューナー内蔵STBが5万台。

累計で、新チューナー内蔵テレビが450.8万台、外付け新チューナーが25.1万台、新チューナー内蔵録画機が72.5万台、CATVの新チューナー内蔵STBが120.5万台となり、4K8K衛星放送視聴可能機器は668.9万台を記録した。

同協会は「昨年11月は、新チューナー内蔵録画機のそれまでの累計台数が加算されているため、その特殊要因を除けば、今年11月は、単月で42万2,000台と過去最高を記録しました」とコメント。

「12月1日で、BSデジタル放送は、20周年、新4K8K衛星放送は、2周年の節目を迎えました。A-PABとしましては、年末のボーナス商戦にさらに弾みをつけるとともに、来年予定されている東京オリンピック・パラリンピックに向け、新4K8K衛星放送視聴可能機器台数の1,000万台突破を目指してさらなる普及を推進してまいります」としている。