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4K8K放送機器が出荷600万台目前に。テレビの買替え機運継続

放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は21日、新4K8K衛星放送視聴可能機器の集計値を公表。2020年9月分の出荷合計は35.4万台となり、9月末時点での累計出荷が590万台を記録した。

9月分の出荷内訳は、新チューナー内蔵テレビが25.9万台、新チューナー内蔵録画機が3.8万台、CATVの新チューナー内蔵STBが5.7万台。

累計で、新チューナー内蔵テレビが394.8万台、外付け新チューナーが25万台、新チューナー内蔵録画機が60.1万台、CATVの新チューナー内蔵STBが110.2万台となり、4K8K衛星放送視聴可能機器は590.1万台を記録した。

同協会は「6月以降、順調に台数を増やしており、7月末で500万台を超え、9月末で約590万台と好調なペースで推移している」とコメント。

特に9月は、消費税増税前の駆け込み需要があった昨年と比べて約1.6倍と伸長。この数字について「アナログ放送終了時の2008年から2011年の間に発売された受信機の買い替え、及び、コロナ禍での『ステイホーム』傾向が続き、4K中心の大型テレビへの買い替え機運が継続している」と分析している。