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PS5の3Dオーディオは、手持ちのヘッドフォンやTVスピーカーでも楽しめる

プレイステーション 5(PS5)

11月12日に発売されるプレイステーション 5(PS5)。その特徴の1つである、“Tempest” 3Dオーディオ技術についての追加情報が、PlayStation.Blogで紹介されており、テレビのスピーカーでもバーチャルサラウンドサウンドを再生する機能が今後実装予定だという。

周辺機器としてPS5と同時に発売予定の「PULSE 3Dワイヤレスヘッドセット」

周辺機器としてPS5と同時に発売予定の「PULSE 3Dワイヤレスヘッドセット」は、PS5の3Dオーディオの技術を最大限活用できるよう設計されており、2つのノイズキャンセリングマイクや、簡単に操作できる配置のボタンなどを搭載。PS5だけでなく、PlayStation 4でも快適なゲームプレイ体験が可能という。

一方で、「プレゼンス(実在感)とローカリティ(定位感)の向上を体験する方法はこのヘッドセットだけではありません」とし、PS5では、ユーザーが持っているヘッドフォンを、PS5本体にUSBで接続するか、DualSenseワイヤレスコントローラーの3.5mmヘッドセットジャックに接続することで、3Dオーディオを体験できるという。

また、ヘッドフォン以外でも3Dオーディオ体験が可能になる予定。テレビ内蔵スピーカーで「バーチャルサラウンドサウンド」を実現する計画があり、PS5の発売時には利用できないが、将来的にテレビスピーカーでのバーチャルサラウンドサウンドを実装する予定とし「エンジニアは将来のPS5での導入に向けて日々努力している」という。

なお、PS5の“Tempest”3Dオーディオ技術は、基本的にすべてのゲームで楽しめるが、「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」、「Marvel’s Spider-Man Remastered」、「ASTRO’s PLAYROOM」、「グランツーリスモ7」、「Returnal(仮称)」、「Destruction AllStars」、「Demon’s Souls」、「ラチェット&クランク パラレル・トラブル」、「リビッツ!ビッグ・アドベンチャー」、「Horizon Forbidden West」、「バイオハザード ヴィレッジ」など、ゲームが最適化している場合は「特に深い体験を味わえる」とのこと。