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キヤノン、4K撮影できるエントリーミラーレス「EOS Kiss M2」
2020年10月14日 15:48
キヤノンは、エントリーモデルでありながら4K動画の撮影などができるミラーレスカメラ「EOS Kiss M2」を11月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、直販サイトでの販売価格はボディ単体で77,000円、15~45mmレンズとのセットで92,000円、ダブルズームキットで115,000円。
'18年3月に発売されたミラーレスカメラ「EOS Kiss M」の後継機種。充実した基本性能を継承しながら、オートフォーカス(AF)や動画撮影機能、操作性を向上させた。
有効画素数約2,410万画のAPS-Cサイズセンサーと、映像エンジン「DIGIC 8」の組み合わせにより、高画質な静止画だけでなく、4K(23.98fps/25.00fps)での動画撮影ができる。4K撮影時はセンサー中央部の画素がクロップされる。4K動画から任意のフレームを静止画として切り出すことも可能。
「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載し、静止画撮影時により高速・高精度なAFを実現したという。動く被写体の瞳を検出してピントを合わせるサーボAF/動画サーボAF対応の「瞳検出」も実現。なお、4K動画撮影時のフォーカス方式はコントラストAF。
連写性能はAF追従で最高約7.4コマ/秒、 AF固定で最高約10コマ/秒。タッチ操作対応のバリアングル液晶モニターや、約236万ドット有機ELの電子ビューファインダー(EVF)を備える。液晶モニターをタップすることで顔/瞳を対象としたAFフレーム位置を切替えられる「タップで被写体選択」機能も、キヤノンのレンズ交換式カメラとしては初搭載した。
レンズマウントはキヤノンEF-Mマウント、記録媒体はSDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード。外形寸法は116.3×58.7×88.1mm(幅×奥行き×高さ)。本体カラーはブラックとホワイトの2色。重さはバッテリーパックとカード含んでブラックが約387g、ホワイトが約388g。