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小岩井ことり×オウルテックイヤフォンに、杉田智和の音声追加

オンライン発表会では、声優の小岩井ことりさんもビデオメッセージを寄せた

オウルテックは14日、オンラインでオーディオ製品の発表会を開催。声優の小岩井ことりさんがシステム音声を担当した完全ワイヤレス「BTTW-C01」を11月に3,800円で発売する事や、デュアルダイナミックドライバー採用ネックバンド型「SAMU-SEBT01」を2021年春に3,980円で発売する事などを予告。さらに、オウルテックが小岩井さんとコラボした完全ワイヤレス「KPro01」の一般販売時期も明らかになった。

KPro01

BTTW-C01「CURREN C01」

CURRENブランドで発売する完全ワイヤレス。声優の小岩井ことりさんが、システム音声を担当。音楽再生時間は約5時間で、ケースでの充電を併用して、合計最大15時間の再生が可能。

「CURREN C01」

IPX5の生活防水や、かんたん自動接続機能なども備える。Bluetoothバージョンは5.0に対応。プロファイルはA2DP、AVRCP、HSP、HFPに対応。コーデックはSBC。

6mm径のダイナミック型ドライバーを搭載。出力音圧レベルは90dB(±3dB)。インピーダンスは16Ω±15%。重量は左右各約3.3g、充電ケースは約33.6g。

発表会に登壇した野村ケンジ氏は、「低価格な製品だが、決して“音が出ればいいや”という製品ではない。音楽がちゃんと音楽らしく聴こえる。もう少し高価でもいいのではと思ってしまうくらいの音質」と評価した。

左からオーディオ開発兼広報担当の安藤省吾氏、野村ケンジ氏

さらに、今後の新製品としてデュアルダイナミックドライバー採用ネックバンド型「SAMU-SEBT01」を、2021年春に3,980円で発売する事も予告された。

デュアルダイナミックドライバー採用ネックバンド型「SAMU-SEBT01」

「KPro01」

オウルテックが、声優でオーディオマニアでもある小岩井ことりさんとコラボした完全ワイヤレス「KPro01」。2月からMakuakeにてクラウドファンディングを開始し、1億6,000万円を超える支援が集まり、大きな話題となった。また、これを受けて一般販売も決定している。

「KPro01」。写真はMakuakeの支援者に送られるもので、一般販売向けのものとは異なる

発表会ではこの一般販売の時期も、2021年春と発表。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は21,800円~23,455円程度のイメージだという。また、Makuakeでの人気を受け、一般販売モデルはシルバーケーブルセットになるほか、充電クレードルも付属する事が発表された。

さらに、システム音声の追加が決定。一般販売のタイミングで、銀魂の坂田銀時役などで知られる杉田智和さんの声が追加される。Makuakeのプロジェクトページに杉田さん本人がコメントを書き込んだ事が縁となり、杉田さんの声が追加される事となった。

なお、システム音声はイヤフォンと連携するアプリからインストールするカタチになっており、Makuakeで先行してイヤフォンを入手している人も、あとから杉田さんの声をインストールできるようにする予定。

「KPro01」は完全ワイヤレスだが、ケーブルを接続して有線イヤフォンとしても使えるのが特徴。ワイヤレスイヤフォンでは、「音ゲー」や動画視聴時の音の遅延が気になる事があるため、「有線イヤフォンとしても使用できる、音ゲー向けの完全ワイヤレスイヤフォン」をコンセプトに開発された。

登場したばかりの新イヤフォンも紹介

発表会では、既発表の新モデルとして、軽量で剛性の高いカーボンを振動板に用いた「Dual-Layered Carbon Driver」を採用した「SAMU-SE04S」や、ケースのデザインもユニークな5,980円のエントリーモデル「SAMU-SE05」などの特徴も紹介。

SAMU-SE04S
SAMU-SE05

SE04Sは、2019年8月に発売した「SE04」をベースに、音質や性能を向上したアップグレードモデル。構造を一新したドライバー「Dual-Layered Carbon Driver」を搭載し、音質に大きな影響を与える歪成分を大幅に削減。「全帯域に渡ってクリアーなサウンドの再現」が可能という。振動板自体が軽量であることから、高域の表現力も向上している。口径は6mmのダイナミック型。

野村氏は音質について、「もともとコストパフォーマンスの良いSE04が、SE04Sになり、さらにハイコストパフォーマンスになった。音質も向上していて、SE04ユーザーも、SE04Sに買い替える価値はある」と説明。

SAMU-SE05の装着イメージ

「SE05」は、IPX4の生活防水仕様で、耳に優しいナチュラルなバランスのサウンドを追求。充電クレードルもコンパクトに仕上げているほか、ケースの蓋を開けた状態でもイヤフォンが落ちない工夫も施されている。また、ケース自体をネックストラップやカラビナにぶら下げて持ち運ぶようなスタイルも提案されている。

SAMU-SE05の充電ケース