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シャープ、感染防止&発光しない「透明ディスプレイパーティション」

「CEATEC 2020 ONLINE」のシャープブース

シャープは、23日まで開催中の「CEATEC 2020 ONLINE」において、感染症対策などにも活用できるという「透明ディスプレイパーティション」や、利用シーンに応じて音声パラメータを自動調整する「スマートヒアラブル」など、11種類のソリューションを紹介している。ブース(Webページ)へのアクセスは、CEATECへの来場登録が必要。ブースで紹介できなかったアイテムは、同社ホームページ内のe-SHOWROOMでも見ることが可能。

ブースでは、「New Normal社会に向けた、シャープのソリューション」と題し、ニューノーマルソリューションズ、ニューノーマル社会を支える要素技術・デバイス、ニューノーマル時代のデジタルまちづくりの3カテゴリーでそれぞれの取り組みを紹介している。

透明ディスプレイパーティション(空港窓口でのイメージ図)

「透明ディスプレイパーティション」は、ソーシャルディスタンスを確保しながら、映像表示機能を備えたソリューション。壁の役割しかなかった通常のパーティションと異なり、情報表示したコミュニケーションの促進やデザインを表示した空間演出、遮光と採光によるプライバシーと開放感を使い分けなどの応用例が考えられるという。

なお今回新開発したディスプレイ部分は、31.5型サイズとなっており、従来方式に対して透明性(透過率)と消費電力を大きく改善させたとする。

動画「透明ディスプレイ パーティション」より

“8K+5GとAIoTで世界を変える”を事業ビジョンに掲げ、8Kの超高精細映像技術を核に、社会イノベーションを巻き起こすことをめざした「8Kエコシステム」のパートでは、世界最大級の120型8Kディスプレイや、4台を組み合わせ120型8K相当のマルチディスプレイを実現する60型4Kディスプレイを紹介。

美術作品などの新たな鑑賞体験をもたらす「8Kインタラクティブミュージアム」のほか、Dynabookの8K映像編集PCシステムを挙げ、撮影から表示までの一連のエコシステムを使い、8K超高画質の新たな楽しみ方を提案している。

動画「8Kエコシステム商品紹介」より

完全ワイヤレスイヤフォン型の「スマートヒアラブル」も展示。これは、クラウドを活用したAIoT技術を使って会話の音声を利用者の嗜好や環境に合わせて快適なものに作りかえる“AIフィッティング”を搭載したビジネス向けのデバイス。

具体的には、耳に装着したデバイスで周囲の音を収集しつつ、スマホからは位置情報等の各種情報を取得。クラウドで各種情報を解析した後、利用者の嗜好や環境に合った音声パラメータを生成することで、デバイスが自動調整される。翻訳アプリなどの連携も想定する。

打ち合わせやオンライン会議など、多様化するビジネスでの会話シーンに役立つとしており、円滑なコミュニケーションを生み出すことで、仕事の質向上やスピードアップが期待できるとしている。

動画「SHARP SmartHearable」より

ほかにも、分光イメージング技術を応用して、機器を身体に触れさせることなく呼吸数、脈拍、血圧、体表面温度を同時測定する「非接触ヘルスケアソリューション」や、ビジネスチャットと音声/ビデオ会議機能を搭載し、互いにシームレスに利用できるテレワークに最適なビジネスコミュニケーションサービス「LINC Biz」、テレワークや業務効率化を支援するCOCORO OFFICEサービスなどを紹介している。