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CEATEC 2020、ソニーが12本の動画で「3Rテクノロジー」

オンラインブースイメージ

10月20日から23日までオンラインで開催される「CEATEC 2020 ONLINE」について、ソニーやシャープが出展内容を発表した。今年のCEATECは、「ニューノーマル社会と共に歩むCEATEC」を推進スローガンとしてオンラインで開催。ソニーは「3R Challenges」、シャープは「New Normal社会に向けた、シャープのソリューション」をテーマに出展する。入場(閲覧)無料だが、オンラインでの登録が必要。

ソニーはリアリティ、リアルタイム、リモートを追求

ソニーは、人が集まることや移動の制限がある新しい生活様式の中、リアリティ(Reality)、リアルタイム(Real time)、リモート(Remote)を追求する「3Rテクノロジー」で、人々にエンタテインメントの感動とそれを支える安心を届けるとし、12本のビデオで紹介。

公開予定のビデオは、スポーツでの挑戦をテーマにしたものが2本、エンタテインメントでの挑戦が6本、そして社会課題解決への挑戦が4本の計12本。

紹介するテーマの例として、「ホークアイの画像解析技術とトラッキングシステム」「ソニーPCLに新設されたバーチャルプロダクションラボ」「空間をまるごと撮りこむボリュメトリックキャプチャ技術」「AI処理機能を搭載したインテリジェントビジョンセンサー」を挙げている。

開催期間中はCEATECへの登録来場者が視聴可能となり、24日以降はソニー公式YouTubeチャンネルにて、一般公開する。

シャープは「New Normal社会に向けた」3カテゴリーを紹介

シャープでは、AIとIoT機器によるビッグデータの活用や、超大型ディスプレイによるエンタテインメントなどの「ニューノーマルソリューションズ」、AIや5Gのほか、遠隔コミュニケーションなどを支える技術などの「ニューノーマル社会を支える要素技術・デバイス」、スマートシティやSDGsの目標達成に向けたテクノロジーなどの「ニューノーマル時代のデジタルまちづくり」の3カテゴリーで取り組みを紹介。

シャープの事業ビジョン「8K+5GとAIoTで世界を変える」を具現化するスマートライフやビジネスシーンの変革に加え、健康・医療・介護などのビジネスをサポートするソリューションを体験できるとしている。なお、CEATECで紹介できなかったアイテムはシャープのWebページ内「e-SHOWROOM」でも紹介する。