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Autel、世界最小クラスの8K/6K撮影ドローン「EVO II」
2020年10月22日 15:00
シネックスジャパンは、Autel Robotics(オーテル)製の8K/6K動画撮影が可能なドローン「EVO II」シリーズを、22日よりサポート付きで販売する。取り扱うのは「EVO II」、「EVO II Pro」、「EVO II Dual」の3機種。価格はオープンプライスで、市場想定価格は「EVO II」が239,800円(税込)、「EVO II Pro」が283,800円(税込)、「EVO II Dual」は640×512ドットの熱画像撮影モデルが1,298,000円(税込)、320×256ドットの熱画像撮影モデルが847,000円(税込)。
「EVO II」と「EVO II Pro」には追加バッテリーとハードケースが付属する「Rugged Bundle」も用意される。市場想定価格は、261,800円(税込)と、305,800円(税込)。
折りたたみ式として世界最小クラスの8K/6K動画撮影が可能なドローン。360度の障害物センサーやターゲット自動追跡機能、最長40分間の飛行時間といったパフォーマンスを備える。パイロットと最大5.5km離れてもビデオとテレメトリを送信できるほか、時速72キロでの飛行性能も有する。
飛行時に、別途スマートフォンなどの外部デバイスを必須としないのも特徴。「デバイス内にインストールするアプリなどを通じた、個人情報や飛行ログの漏えいなどのリスクを低減し、高いセキュリティー性も確保」するという。
「EVO II」は、1/2インチCMOSセンサーと、f値1.8のレンズを搭載。最大8K/7,680×4,320ドットの動画撮影ができる。ズーム倍率は1~8倍(4倍ロスレス)。静止画は48MPで撮影可能。
「EVO II Pro」は、最高ISO感度12,800のソニー製1インチCMOSセンサーを搭載したモデル。動画は最大6K/5,472×3,076ドットまでしか撮影できないが、より広いダイナミックレンジを持ち、ノイズにも強く、低照度下でも印象的な写真を撮影できるとのこと。レンズの絞り値はF2.8-11、静止画の解像度は20MP。
「EVO II Dual」は、「EVO II Dual」は可視光カメラに加え、米FLIR Systems製の赤外線カメラを搭載するモデル。最大640×512ドットの赤外線画像を撮影できる。1/2インチCMOSセンサーと、f値1.8のレンズを搭載し、最大8K/7,680×4,320ドットの動画が撮影可能。
最大飛行時間は、「EVO II Dual」のみ38分。そのほかの2機種は40分。全機種とも360度の障害物センサーを搭載する。内部ストレージは8GB。
シネックスジャパンが販売するモデルは、すべて技術基準適合証明(技適)承認済み。購入後は、メールサポートや日本語マニュアルの提供、各種保証プランなどのアフターサービスを、WorldLink&Companyとの協業で展開する。EVO IIシリーズはカメラ部分の交換にも対応する設計で、用途に合わせて組み替えることも可能という。
外形寸法は、全機種とも折りたたんだ状態で228x133x110mm(幅×奥行き×高さ)、広げた状態で424x354x110mm(幅×奥行き×高さ)。離陸重量は「EVO II」が1,127g、「EVO II Pro」が1,174g、「EVO II Dual」が熱画像640ドットモデルが1,157g、熱画像320ドットモデルが1,192g。
いずれのモデルもリモコンや予備のプロペラ、充電ケーブルなどが付属する。