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HiBy、4G通信できるデュアルDAC搭載プレーヤー「R8SS」

R8SS

飯田ピアノは、HiByブランドのポータブルオーディオプレーヤーR8シリーズ2機種を10月31日に発売する。価格は各オープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は、SIMカードスロットを備え4G回線に対応する「R8SS」が22万円前後、Wi-Fiモデルの「R8AL」が19万円前後。

R8シリーズはHiByブランドの新たなフラグシップモデルとなるポータブルオーディオプレーヤー。SoCにはSnapdragon660を採用。OSはAndroid 9.0。R8SSは、SIMカードスロットを備え、nanoSIMに対応、4G回線でのデータ通信ができる。R8ALはWi-Fiのみ。ともにBluetooth 5.0準拠で、コーデックはUAT、LDAC、aptX、aptX HD、AAC、SBCに対応する。

AK4497をデュアルで採用。32bit/768kHzまでのPCMとDSDに対応する。DACを最大限駆動させるために専用のカスタムバッテリーや、デジタル部、DAC部、プリアンプ部、アンプ部へ4つの独立した電源回路を実装。アンプ部には独自カスタムモデルのオペアンプ「OP02」を採用している。

ハードウェアへの電源電圧を上げられるターボモードを搭載。オンにすることで、最大16Wまでの出力が可能。ノーマルモードでの最大出力は12W。

マザーボード上に設置されたアルミニウムによるシールドとグラフェンを使用した放熱設計を採用。一定の範囲で熱制御を行うことで、すべての部品が適切な温度で一貫した音を出せるとしている。

共通して、音声出力は3.5mmステレオミニと4.4mm出力を搭載する。USB-C端子も備える。5.5型ディスプレイを搭載。解像度は1,920×1,080ドット。メモリは4GB、ストレージは64GB。microSDカードを備え、最大2TBまで対応する。外形寸法は143×81×20mm(縦×横×厚さ)。重量は520g。