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HiBy、小型新プレーヤー「R2」とバランス出力化するDAC「FD1」

R2

飯田ピアノは、HiByブランドのポータブルオーディオプレーヤー「R2」と、R2と組み合わせてバランス出力に対応するUSB DAC「FD1」を2月19日に発売する。価格は各オープンプライス。店頭予想価格は、R2が12,000円前後(税別)、FD1が9,100円前後(同)。

小型軽量な新エントリーモデル「R2」

R2は、R3シリーズよりも小型軽量化を図った、HiByの新たなエントリーモデルとなるポータブルオーディオプレーヤー。DACにES9218を採用し、32bit/384kHzまでのPCMとDSDに対応する。

MQAファイルの4倍展開に対応。マスターテープ品質オーディオの再構成で、製作者が意図した通りのより豊かなサウンド再⽣が可能としている。

Bluetooth 5.0準拠で、コーデックは送信側がUAT、LDAC、aptX、AAC、SBC。受信側がUAT、LDAC、AAC、SBC。Wi-Fiにも対応する。

OSは独自のHiBy OS。HiByLinkにも対応し、R2をポケットなどに入れたままでも、スマホアプリからライブラリの表示や曲の再生/一時停止、音量調整などの操作ができる。

ボディには新開発の亜鉛合金シャーシを採用し、なだらかな曲線のある小型軽量なデバイスを実現したとする。本体にはステレオオーディオ録音用のデュアルマイクも備えている。

音声出力端子は3.5mmステレオミニ。USB-C端子も用意する。

microSDカードスロットを備え、最大2TBまで対応。一度に最大2万曲まで認識できる。

端子部

バッテリー容量は1,000mAhで、最大連続再生時間は15時間。外形寸法は61×61×12mm(縦×横×厚さ)。重量は85g。保護ケース、USBケーブルなどが付属する。

背面

R2と組み合わせてバランス出力に対応するUSB DAC「FD1」

FD1

FD1は、R2と組み合わせて利用することを想定して開発したとするUSB DAC。DACはES9118をデュアルで備える。音声出力は3.5mmアンバランス出力と2.5mmバランス出力に対応する。

超低位相ノイズを備えた2基のアクティブ⽔晶発振器を搭載。44.1および48kHz系のシステムクロックを個別に処理。ジッターを低減し、デジタルオーディオの精度を向上するとしている。

HiBy OSのほか、Android、iOS、Windows、mac OSに対応し、スマホ/PC/タブレットなどと接続して利用できる。スマホアプリHiBy Music使用時のUSB接続を最適化するHQUSBオーディオアクセスモードも搭載する。

USB Audio 1.0/2.0の切り替えスイッチを搭載。DSDデコードに対応し、PCのサウンドカードとしても利用できる。

USB Audio切り替えスイッチ

電源はUSBバスパワー。ボディにはアルミ合金を採用し、シンプルに仕上げたとしている。

背面

外形寸法は61.5×61.5×9.5mm(縦×横×厚さ)。重量は71.5g。USB-C to Aケーブル、USB-Cケーブル2種(L字/ストレート)などが付属する。

R2とFD1を接続した様子