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CAROT ONE、真空管+ビンテージオペアンプ搭載の小型プリメインアンプ

「ERNESTOLO 50K EX EVO」

ユキムは、CAROT ONEの新製品としてプリメインアンプ「ERNESTOLO 50K EX EVO」を12月に発売する。価格は79,000円。LIMITEDと同様のブラック仕上げを施した、エルネストーロ・シリーズの新しいレギュラー・バージョンと位置づけられている。

プリアンプ部の真空管には、JJ製「ECC 802 S GOLD」を採用。ECC 802 Sのピンに金メッキを施したマニアに人気のハイグレード・バージョンとなる。

オペアンプには、LIMITEDで好評だったというバーブラウンの「OPA 627 AU」のビンテージ品を採用。TIに買収される前のもので、2回路化基板に実装しデュアル構成としている。「1990年代にバーブラウンが製造したロットは、現行品とのプロセスルールの違いにより内部配線が太くその溌溂としたサウンドが特長。定評あるドライブ能力と温かみのある音質を兼ね備え、さらに最新デバイスによるパフォーマンスはレギュラー・モデルに相応しい安定感を発揮している」という。

ヘッドフォンアンプも搭載。出力は600mW(32Ω)。パワーアンプの出力は25W+25W(4Ω)、12W+12W(8Ω)。SN比は98dB、ダイナミックレンジは98dB。スピーカーターミナルは1系統でバナナプラグ対応。外形寸法は76×150×75mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.1kg。