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Beat Audio、新導体の第2世代Hadal MKII、硬さ改善Supernova MKII+
2020年12月10日 08:30
ミックスウェーブは、Beat Audioの新イヤフォンケーブルとして、「Hadal MKII」と「Supernova MKII+」を11日に発売する。どちらも4導体(4wire)と8導体(8wire)の2種類が用意され、価格はHadal MKIIの4wireが74,140円(税込)、8wireが102,300円(税込)。Supernova MKII+の4wireが37,620円(税込)、8wireが54,340円(税込)。
端子のラインナップは、いずれもイヤフォン側がMMCXとカスタム2pinの2種類。ソース機器との接続側は3.5mmステレオミニ、2.5mm4極、4.4mm5極を用意する。ケーブル長は約120cm。どちらもハンドメイドによるスモールバッチ生産となる。
Hadal MKII
Hadal MKIIは、初代モデルと比べて「ボーカルをより感情的に情緒的に表現し、より音楽的にリズミカルに音を届ける新しいHadalに生まれ変わりました」という。
インナーケーブルには、初代とは異なる配合の銀ベース合金でできた7本の素線を束ねた6つの導体を使用。層状の螺旋構造で「より良いサウンドと柔軟性を実現」しており、初代Hadelと比較してサウンドステージとコヒーレンスが向上したとのこと。
Hadelの特徴である光の反射でコントラストが変わる美しさはそのままに、透き通るような透明度の高いアビスブルーを採用。最新の第3世代絶縁シースを使っており、可鍛性と透明度が大幅に向上しただけでなく、長時間ケーブルを巻いていても癖がつきにくいように改良された柔軟性の高いケーブルになっている。
分岐部分に新しいメタリックケーブルチョーカーを採用。従来の伸縮性ゴムチョーカーに比べ、より高級感あるデザインに仕上げられた。
Supernova MKII+
基本構造は従来のSupernova MKIIを受け継ぎつつ、最大の欠点だったという“硬さ”を解決したアップデートモデル。上位モデルでも採用している第3世代絶縁シースを採用したことで、ケーブルの柔軟性が大幅に向上。癖のつきにくさや取り回しやすさも改善したという。
あわせて、ケーブルの可鍛性や透明度も大幅に向上。シルバースパイラルシースはより密度の高い素材を使用し、サポート性や安定性も向上している。サウンド面では、中音域を再チューニング。「より良いボーカルリスニングを実現しています」とのこと。
Hadal MKIIと同様に、分岐部分には新しいメタリックケーブルチョーカーを採用。より高級感あるデザインに仕上げられている。