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ダルマオーディオ初イヤフォン「倉木麻衣に感銘を受け開発」

ダルマオーディオのハイブリッドイヤフォン「T-800」

NTSは、日本代理店を務める中国のイヤフォンメーカー、ダルマオーディオのオリジナルブランド「Vento Conductor」より、ブランド第一弾モデルのハイブリッドイヤフォン「T-800」を、イヤフォン専門店のフジヤエービックを通じて、25日に発売する。価格は46,000円(税込)。

ダルマオーディオは、2019年4月に中国・深センで設立された新興メーカー。社長兼技術ディレクターを務める劉華氏は、大学生時代からイヤフォンをハンドメイドで製造・販売。大学卒業後は大手イヤフォン工場に務め、さまざまなOEMを請け負った実績があるという。

ブランド初モデルとなるT-800は、劉華氏が2019年9月7日に鑑賞した「Mai Kuraki Symphonic Live -Opus 1-」に大きな感銘を受け、「ライブ音源再生に適した、臨場感溢れる音質を実現したい」を開発コンセプトに掲げたイヤフォン。

複合材質振動板を採用した自社開発の8.5mm径ダイナミックドライバーを1基、Knowles製バランスド・アーマチュア(BA)を2基搭載する。リヤハウジングはアルミニウムと銅、マグネシウム合金製でメッキ加工が施され、共振を抑制。フロントハウジングとノズル部分には銅を採用し、高級感を演出しながら、共振を抑えるとのこと。リケーブルにも対応する。

これら3つのドライバーからの音を集約し、パワフルに耳へ送り出すという自社開発技術の「O.A.Cミキサー」を搭載。「音質的には万能イヤホンですが、特にハードロックやライブ音源に向きます」という。

リケーブルに対応する

再生周波数帯域は8Hz~30kHz。インピーダンスは16Ω、出力音圧レベルは110dB。銅導体(N6 OCC)銀メッキのケーブルが付属する。イヤフォン側のコネクタは0.78mm径の2Pin。ソース機器との接続プラグ形状は3.5mmステレオミニ。重さはイヤフォン片側が11g。