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Burson Audio、「ES9038Q2M」DAC搭載のヘッドフォンアンプ3機種
2020年12月22日 11:00
アユートは、Burson AudioブランドのUSB-DAC内蔵ヘッドフォンアンプ3機種を、12月25日より発売する。ラインナップと価格は「Conductor 3 Reference」が139,980円(以下税込)、「Conductor 3X Performance」が119,980円、「Conductor 3 Performance」が99,980円。
Conductor 3 Referenceは、6月に発売した「Conductor 3X Reference」の各出力をシングルエンドに変更したバリエーションモデルとなっている。
ESS製SABRE32 DAC「ES9038Q2M」を左右独立したデュアル構成で搭載した3 Referenceと、シングルで搭載した3/3X Performanceを用意。共通してXMOS製USBレシーバーチップを採用し、PCM最大768kHz/32bit、DSDのネイティブ再生に対応する。
3X PerformanceはXLRを使用したバランス駆動に対応し、超低インピーダンスを実現。あらゆるパワーアンプに対応するプリアンプとしても使用できるという。
独自のオペアンプ「V6 Vivid」を搭載。1チャンネルあたり、3 Referenceでは7.5W、3X Performanceでは6W(アンバランス時3W)、3 Performanceでは4Wの出力と高いダイナミックレンジを実現したとしている。
最大電流電源(MCPS)は、3 Referenceでは5セット使用し、ディスプレイやDAC等全て個別に電源供給することで、低ノイズかつ低インピーダンスで瞬時に電源を供給するという。3/3X Performanceは3セットで、「ダイナミックかつ繊細なディティール表現を可能にした」とする。
プリアンプ機能を搭載。フロントパネルのメニュー上から入力ソースと出力先を選択して、ヘッドフォンアンプモードとプリアンプモードを切り替えられる。ケースはヒートシンクを兼ねた高密度アルミニウム製で、ボリューム部は削り出しのソリッドアルミニウムノブを採用し、操作性がよく、細かい調整ができるという。
3/3X Performanceの入力端子は、USB-C、光、同軸。3 Referenceはそれに加え、ライン入力2系統も備える。
出力端子は3 Performanceが6.3mmヘッドフォンジャック、RCAプリアンプ出力、DAC出力。3 Referenceは6.3mmヘッドフォンジャックが2系統とRCAプリアンプ出力、RCA DAC出力。
バランス出力対応の3X Performanceは、6.3mmヘッドフォンジャック、XLRバランスヘッドホンジャック、XLRプリアンプ出力、XLRラインレベルDAC出力、RCAプリアンプ出力、RCA DAC出力を備える。
また、Qualcomm「CSR8675」を搭載し、Bluetooth 5.0に対応。コーデックはaptX HDをサポートし、無線でも楽しめる。
外形寸法/重量は、3 Referenceが約255×270×70mm(幅×奥行き×高さ)/約5kg。3/3X Performanceが、約200×250×60mm(同)/約3kg。ACアダプタ、電源ケーブル、USB-Cケーブル、リモコンなどが付属する。