米Razer、低遅延Bluetoothのレンズ交換式スマートグラス

米Razerが発表したスマートグラス「Razer Anzu Smart Glasses」

米Razerは現地時間の3月4日、マイクやスピーカーを内蔵したスマートグラス「Razer Anzu Smart Glasses」を発表、同日から直販サイトで販売を開始した。デザインはラウンドタイプとスクエアタイプの2種類で、それぞれS/Mの2サイズ展開。価格は199.99ドル。日本での展開は未定。

スクエアタイプの「Razer Anzu Smart Glasses」

ラウンドタイプの「Razer Anzu Smart Glasses」

本体には35％ブルーライトカットと、99%のUVA/UVBプロテクト偏光レンズが同梱され、任意に交換可能。専用の交換サングラスレンズも29.99ドルで用意される。

60msの低遅延Bluetoothに対応。スピーカー、マイクを内蔵しており、ハンズフリー通話や音楽を楽しめるほか、タッチコントロールを使った楽曲の再生/一時停止、スマートフォン内蔵のボイスアシスタント呼び出しなどの操作ができる。内蔵ドライバー口径は16mm。

もっとも重いモデルでも48gと軽量ながら、5時間以上のバッテリー持続時間を実現。エルゴノミクスデザインでテレワークなど長時間の利用でも快適という。眼鏡のツルを折りたためば自動で電源がオフになる機能も備えた。本体はIPX4の防滴仕様。

専用アプリを使えば、充電状態の確認やタッチコントロールの設定などを変更できる。充電にはテンプル下にある専用ピンを仕様。満充電までの時間は約1.5時間。

充電用のUSB Type-Aケーブルやクリーニングクロス、キャリングケースなどが付属する。