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「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」4K HDR版、ドルビーシネマで4月16日先行上映

「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」
(c)KADOKAWA 徳間書店 日本テレビ 博報堂 DY メディアパートナーズ 日販/1999

ガメラ生誕55周年記念プロジェクトの一環として、ドルビーシネマ(Dolby Cinema)で上映されている平成ガメラ3部作。その最終章にして集大成となる「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」4K HDR版が、4月16日より丸の内ピカデリー、梅田ブルク7で先行上映される。その他のドルビーシネマ5館では近日期間限定で上映。配給はKADOKAWA。

劇場入場者プレゼントのフィルムしおり
(c)KADOKAWA 徳間書店 日本テレビ 博報堂 DY メディアパートナーズ 日販/1999

劇場入場者プレゼントとして、予告編のフィルムしおりも用意される。フィルムしおりは、オリジナルネガ原版より新たにプリントした映画用35mmポジフィルムより切り出したもの。

先行上映以外の劇場でも、前作と同数の用意にて各上映初日より配布される。

「ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒」は1999年3月3日に公開された作品で、「ガメラが人類の敵だったら……」をモチーフに、ガメラとギャオスの激闘による被災で両親を失った少女を主人公に据え、人口が密集する大都市に怪獣が突如現れた怪獣災害を真正面から描いた意欲作。

『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』 予告編

特技監督の樋口真嗣監督をはじめとする特撮チームは、「カット毎のクオリティをどこまであげられるか」を合言葉に、息のあったスタッフワークと最新のデジタル技術を駆使して、日常の風景が奪われる大惨劇を、妥協を許さぬ徹底描写で描き出し、観る者すべてを震撼させる。

「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」
(c)KADOKAWA 徳間書店 日本テレビ 博報堂 DY メディアパートナーズ 日販/1999
「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」
(c)KADOKAWA 徳間書店 日本テレビ 博報堂 DY メディアパートナーズ 日販/1999

本作の4K HDR化にあたっては、撮影監督を務めた村川聡氏がHDRグレーディングの監修を行ない、音声は過去2作と同じく録音技師の橋本泰夫氏をサウンドデザイナーに迎え、サウンドエディターの野村みきとともにDolby Atmosの効果を最大限発揮した立体的な音響が構築された。

55年前の「大怪獣ガメラ」公開日でガメラの誕生日である11月27日から、全国7館のドルビーシネマで期間限定上映されている平成ガメラシリーズ。第1作「ガメラ大怪獣空中戦」は11月28・29日の週末ミニシアターランキングで2位を獲得し、2021年1月15日から約3週間アンコール上映されるなど大きな反響を呼んだ。

第2作「ガメラ2 レギオン襲来」は2月6・7日の週末ミニシアターランキングで新作を押しのけ、第1位にランクインしており、第3作上映に向けての期待も高まっている。

そのほか、ガメラ生誕55周年記念プロジェクトでは、バンダイよりムービーモンスターシリーズ「ギャオス(1995)」「レギオン」フィギュアの発売、CS ムービープラスでの平成ガメラ3部作「4Kデジタル復元版」3作品一挙放送、CINEMA-KAN Labelより昭和ガメラシリーズサウンドトラックの発売など、さまざまな展開が予定されている。

「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」
(c)KADOKAWA 徳間書店 日本テレビ 博報堂 DY メディアパートナーズ 日販/1999
「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」
(c)KADOKAWA 徳間書店 日本テレビ 博報堂 DY メディアパートナーズ 日販/1999
『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』 4K HDR

監督:金子修介 特技監督:樋口真嗣
脚本:伊藤和典 金子修介 撮影:戸澤潤一 音楽:大谷幸
美術:及川一 録音:橋本泰夫
[特殊技術] 撮影:村川聡 怪獣造型:原口智生
美術:三池敏夫 ビジュアルエフェクトスーパーバイザー:松本肇
出演:中山忍、前田愛、藤谷文子、山咲千里、手塚とおる、螢雪次朗、本田博太郎、川津祐介、津川雅彦
1999年/本編108分/カラー/Dolby Atmos/ビスタサイズ 配給:KADOKAWA

あらすじ

ガメラとギャオスの闘いで両親を失った比良坂綾奈は、ガメラを激しく憎んでいた。そんな折、綾奈はある洞窟で謎の生物を発見。イリスと名付けて可愛がる。

一方、東京・渋谷に2匹のギャオスが飛来。ガメラがこれを撃退するものの、甚大な被害が出たことから政府はギャオス以上にガメラを危険視することに。やがて、イリスがギャオスの変異体であることが判明し……。