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木村拓哉の長女Cocomi声優デビュー、さんま企画「漁港の肉子ちゃん」で
2021年3月19日 13:45
明石家さんまが企画・プロデュースした6月11日公開の劇場アニメーション映画「漁港の肉子ちゃん」に、木村拓哉と工藤静香の長女でフルート奏者やモデルとして活躍するCocomiの出演が決定した。大竹しのぶ演じる主人公・肉子ちゃんの娘、キクコを演じており、その声は公開中の特報映像でも先行公開されている。
漁港の船に住む二人きりの母娘、肉子ちゃんとキクコの軌跡と成長を描く作品で、第152回直木賞を受賞した西加奈子の累計発行部数35万部超の同名ベストセラー小説が原作。明石家が原作小説に惚れ込み、企画・プロデュースを行なった。監督は渡辺歩、総作画監督は小西賢一、脚本は大島里美が担当。アニメーション制作はSTUDIO4℃。
Cocomiが演じたキクコは、母である肉子ちゃんとは見た目も性格も正反対のキャラクター。Cocomiにとっては、これが声優初挑戦、映画デビュー作となるが、根っからのアニメファンで、中学生時代には声優の養成所にも通っていたという。情に厚く惚れっぽいからすぐ男にだまされる、そんな母のことが最近ちょっと恥ずかしいと感じている思春期まっ盛りの多感な少女・キクコを、透明感のある繊細な声で表現する。
また11歳からフルートをはじめ、2019年には、日本奏楽コンクールで最高位を受賞。現在もNHK交響楽団・神田寛明氏に師事するフルート奏者でもあるCocomiは、本作の劇伴にフルートでも参加している。これは本作で音楽を手掛ける作曲家、村松崇継の発案がきっかけとのこと。
Cocomiは「さんまさんからお声がけいただいて、とても光栄に思います。まさか、中学生の時に、声優のスクールに行っていたというお話を覚えていて下さると思ってなかったので嬉しかったです。とても緊張していますが、キクコちゃんの性格や素敵なところをしっかり皆さんに伝えられるよう、頑張ります!!!」とコメントを寄せている。
企画・プロデュースを務める明石家も「Cocomiちゃんが、大のアニメファンで、声優の養成所にも通っていたというのを聞いていて、それなら一度、(共同プロデューサーたちと)声を聞かせてもらおう、ということになって。テストのアフレコ収録で、キクコの声を演ってもらったら、すごくよかった」と起用理由を明かした。
またすでに出演が発表されていた人気声優・花江夏樹がキクコの同級生で、本作の重要なキャラクターとなる少年・二宮役を演じることが明かされたほか、漁港の船をバックに、肉子ちゃんとキクコが笑顔を向ける、ティザーポスタービジュアルも初披露されている。
さんまさんからお声がけいただいて、とても光栄に思います。まさか、中学生の時に、声優のスクールに行っていたというお話を覚えていて下さると思ってなかったので嬉しかったです。原作を読ませて頂いた時に、少し面倒事になりそうな雰囲気になると流れに任せたりするキクコちゃんと、私自身の考え方が、とても似ていると感じるところがありました。
花江夏樹さんとは1度、ファッション誌のお仕事でご一緒させて頂いた事があります。ご迷惑をおかけすると思いますが、一生懸命、精一杯頑張りたいと思います。とても緊張していますが、キクコちゃんの性格や素敵なところをしっかり皆さんに伝えられるよう、頑張ります!!!
お声がけ頂き光栄です。
小さい頃からテレビで観ていたさんまさんと、まさかこういった形でお仕事させて頂けるとは思っておらず、人生なにが起こるかわかりません。新しい事に全力で取り組むさんまさんの姿は、どこか肉子ちゃんとも似ているのかもしれません。二宮は少し変わった男の子で、彼が持つ一癖ある言葉や、独特の感性を表現できるように演じられればと思います。
そして大竹さん、Cocomiさんとのアフレコが楽しみです。息を揃えて頑張ります!
Cocomiちゃんが、大のアニメファンで、声優の養成所にも通っていたというのを聞いていて、それなら一度、(共同プロデューサーたちと)声を聞かせてもらおう、ということになって。テストのアフレコ収録で、キクコの声を演ってもらったら、すごくよかった。キクコは、肉子ちゃんの前だけで大阪弁、ほかの人の前では標準語にちかい土地のなまりが入った言葉を使い分ける難しい役柄。本人もすごく練習してくれている。期待しています。