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ソニー、ヘッドフォンで体験する360 Reality Audio動画。YOASOBI「群青」

ソニーマーケティングは、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」とのコラボレーションプロジェクト第4弾スペシャルムービーとして、ソニーが独自開発した音楽フォーマット「360 Reality Audio」を使用した音源を制作。楽曲の一部とスペシャルムービーを視聴専用アプリ「Artist Connection」で公開した。楽曲フルバージョンは全国のソニーストアで体験でき、4月16日からは一部家電量販店でも体験可能になる。

使用された楽曲は「THE FIRST TAKE」で2,000万回再生を突破しているYOASOBIの「群青」。16日からは実際に360 Reality Audio版「群青」を体験したYOASOBIのインタビューが特設サイトで公開される。

公開されているスペシャルムービーより

ワイヤレス型ヘッドフォン「WH-1000XM4」などを含む「1000Xシリーズ」のプロモーションとして制作されたもの。360 Reality Audioは、ソニーのオブジェクトベースの空間音響技術を使った新しい音楽フォーマットで、ボーカルやコーラス、楽器などの音源ひとつひとつに位置情報をつけ、球体の空間に配置。まるで目の前で生演奏をされているかのような、没入感のある立体的な音場を体感できる。

映像の冒頭は「WH-1000XM4」を装着した瞬間から、360 Reality Audioの臨場感あふれる世界へと導かれる様子が表現されている。終盤のコーラスシーンでは「THE FIRST TAKE」の映像に囲まれた空間で、全方位から音が降りそそぎ、ソニーのヘッドホンで体験できる360 Reality Audioの没入感や圧倒的臨場感が表現された。

360 Reality Audio × THE FIRST TAKE YOASOBI編 【ソニー公式】

スペシャルムービーはYouTubeでも公開されているが、こちらでは360 Reality Audioの音楽フォーマットをもとに生成された360 Reality Audioを疑似体験できる音源が使われている。

YOASOBIのコンポーザーAyase(左)とボーカルikura(右)

360 Reality Audio版「群青」を体験したYOASOBIのコンポーザー、Ayaseは「“これぞ臨場感!”という感じで、“聴く”ではなく、“感じる”という感覚でした。どこに音が配置されていて、どういった鳴り方で、その粒がどう自分に入ってくるかというのをここまで鮮やかに聴ける体験はないので、本当に感動しました」とコメント。

ボーカルのikuraも「1つ1つの音の粒がしっかりと聞こえて、大きな球体の中にいるような感覚になりました。合唱の部分はスマホのスピーカーから聴いているだけでは絶対に感じられない音を感じ、鳥肌がたつくらい素敵でした。生で歌っている『THE FIRST TAKE』だからこそ、私の生の声や私が表現したいと思っているすべてを『360 Reality Audio』で体験してもらえると思うと、すごくワクワクします」と新しい体験への期待を語っている。