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J SPORTS、ジロ・デ・イタリアを5年ぶりの全21ステージ生中継

テイオ・ゲイガンハート選手(イネオス・グレナディアーズ)

J SPORTSは、5月8日に開幕する第104回ジロ・デ・イタリアを全21ステージ生中継。「J SPORTSオンデマンド」ではスタートからフィニッシュまで現地実況・解説(英語)にて全ステージ、全行程をLIVE配信する。開幕日、8日の第1ステージはJ:COM及び一部のケーブルテレビ局、スカパー! で無料放送する。

フランスのツール・ド・フランス、スペインのブエルタ・ア・エスパーニャと並ぶグランツールのひとつで、イタリア全土をピンクに染めるバラ色のレース、ジロ・デ・イタリア。昨年は新型コロナウイルスの影響により10月に延期開催となったが、今年は例年通り初夏のイタリアを駆け抜けるレースとして、イタリア統一160周年を記念し北西部のピエモンテ州トリノで5月8日に開幕を迎える。

ジロ・デ・イタリアはグランツールの中で最も過酷なレースと言われ、第11ステージにはストラーデ・ビアンケで使用される未舗装路の砂利道区間が登場、第14ステージ魔の山ゾンコランの山頂フィニッシュを皮切りに山岳争いが本格化。最難関と言われる第16ステージは、終盤に標高2,239m「チーマ・コッピ(大会最標高地点)」のポルドイ峠を含む2,000m超の3峠が登場し、畳み掛けるように第17、第19、第20ステージと最終週に3つの1級山頂フィニッシュが組み込まれた。

最終決戦の舞台はミラノで行われる個人タイムトライアル。過去4大会のうちの3大会で最終日のタイムトライアルでの総合首位交代劇が起きており、今年も最後の最後まで勝負の行方が分からないコース設定となっている。

今大会の出場チームは19のワールドチームに3チームを加えた22チーム。2019年のツール・ド・フランス総合優勝者エガン・ベルナル選手に加え、昨年タイムトライアルで圧倒的な強さを見せたフィリッポ・ガンナ選手が出場予定の「イネオス・グレナディアーズ」に注目としている。

日本人選手では新城幸也選手(バーレーン・ヴィクトリアス)が昨年大会に出場し完走を果たしており、「今年も出場するとなれば目が離せない」とする。

今年、J SPORTSでは5年ぶりにグランツール全戦を全ステージ生中継。5月から9月まで5カ月間毎月グランツールを視聴できるスケジュールで、初戦となるジロ・デ・イタリアからツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャまで世界最高峰のロードレースが楽しめる。

また、東京五輪の影響で通常より1週間早い6月26日に開幕する108回目のツール・ド・フランス。2021年大会の開幕を前に、2020年8月29日から9月20日にかけて開催された第107回ツール・ド・フランスを5月5日よりスカパー! で全21ステージ無料一挙再放送。J SPORTSオンデマンドでも同日より会員無料で一挙再配信する。