ニュース

J SPORTS、ジロ・デ・イタリア放送。グランツール全戦網羅

J SPORTSは、自転車ロードレース主要大会のひとつであるジロ・デ・イタリアの全ステージ生中継を決定した。これにより、すでに放送が決定していたツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャを含むグランツール全戦を全ステージ生中継することとなった。「J SPORTSオンデマンド」でもライブ配信する。

J SPORTSによるグランツール全戦の全ステージ生中継&ライブ配信は2016年以来5年ぶり。1月に発表された放送ラインアップに加え、クラシックレースの中でも特に古い歴史があり、格式高くモニュメントとも呼ばれる「ミラノ~サンレモ」のほか「イン・ロンバルディア」などを含む7レースも追加放送/配信が決まった。

追加レース一覧

  • ストラーデ・ビアンケ(開催日:3月6日)
  • ティレーノ~アドリアティコ(開催日:3月10~16日)
  • ミラノ~サンレモ(開催日:3月20日)
  • ジロ・デ・イタリア(開催日:5月8~30日)
  • ミラノ~トリノ(開催日:10月6日)
  • グラン・ピエモンテ(開催日:10月7日)
  • イル・ロンバルディア(開催日:10月9日)

これにより、春はモニュメント3レースを含むクラシックレースや総合系の活躍が注目されるステージレースにグランツール初戦となるジロ・デ・イタリア、夏には世界最大・最高峰のレースであるツール・ド・フランスとグランツール最終戦のブエルタ・ア・エスパーニャ、秋にはクライマーズクラシックと呼ばれるモニュメントレース、イル・ロンバルディアをはじめとするワンデーレースと、年間を通して世界トップレベルのサイクルロードレースを放送する。

2021シーズン 3月以降の放送・配信予定レース一覧

ジロ・デ・イタリア生中継復活を受け、J SPORTSのサイクルロードレース中継実況・解説陣は「私たちも再びジロ・デ・イタリアを中継できることが、そして3大グランツールをすべて中継できることが非常に嬉しく、またこれらのレースを解説、実況できることを光栄に思います。ジロ・デ・イタリアはグランツール最初のレースということで、各チームの3週間の走りを見ることのできるシーズンにおいて欠かせないレースです。私たちも5年振りにお届けするジロ・デ・イタリアを楽しみにしています」とコメントしている。

サイクルロードレースシーズン到来。3月は5つのレースを放送

ヨーロッパでサイクルロードレースシーズンが本格的にスタートする3月は、イタリア語で「白の道」という意を持つワンデーレース「ストラーデ・ビアンケ」を皮切りに5つのレースを生中継/ライブ配信する。

3月のサイクルロードレース中継 放送・配信概要

ストラーデ・ビアンケはコースの約3割が未舗装で、獲得標高差は3,000mを超える過酷な1戦。3月6日の午後9時50分から生中継する。

3月7~14日は“ミニ=ツール・ド・フランス”とも呼ばれるパリ~ニースを生中継するほか、3月10~16日にはティレーノ~アドリアティコ、3月22~28日にはボルタ・ア・カタルーニャとグランツールを見据えた選手たちが集うレースも生中継。

3月20日には、ワンデークラシックレースの中でも特に古い歴史と格式を誇る5つのモニュメントレースの初戦、ミラノ~サンレモも放送する。

このうち、3月7日のパリ~ニース第1ステージ、3月22日のボルタ・ア・カタルーニャ第1ステージは無料での放送。