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J SPORTS、ジロ・デ・イタリア放送。グランツール全戦網羅
2021年2月24日 18:00
J SPORTSは、自転車ロードレース主要大会のひとつであるジロ・デ・イタリアの全ステージ生中継を決定した。これにより、すでに放送が決定していたツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャを含むグランツール全戦を全ステージ生中継することとなった。「J SPORTSオンデマンド」でもライブ配信する。
J SPORTSによるグランツール全戦の全ステージ生中継&ライブ配信は2016年以来5年ぶり。1月に発表された放送ラインアップに加え、クラシックレースの中でも特に古い歴史があり、格式高くモニュメントとも呼ばれる「ミラノ~サンレモ」のほか「イン・ロンバルディア」などを含む7レースも追加放送/配信が決まった。
追加レース一覧
- ストラーデ・ビアンケ(開催日:3月6日)
- ティレーノ~アドリアティコ(開催日:3月10~16日)
- ミラノ~サンレモ(開催日:3月20日)
- ジロ・デ・イタリア(開催日:5月8~30日)
- ミラノ~トリノ(開催日:10月6日)
- グラン・ピエモンテ(開催日:10月7日)
- イル・ロンバルディア(開催日:10月9日)
これにより、春はモニュメント3レースを含むクラシックレースや総合系の活躍が注目されるステージレースにグランツール初戦となるジロ・デ・イタリア、夏には世界最大・最高峰のレースであるツール・ド・フランスとグランツール最終戦のブエルタ・ア・エスパーニャ、秋にはクライマーズクラシックと呼ばれるモニュメントレース、イル・ロンバルディアをはじめとするワンデーレースと、年間を通して世界トップレベルのサイクルロードレースを放送する。
ジロ・デ・イタリア生中継復活を受け、J SPORTSのサイクルロードレース中継実況・解説陣は「私たちも再びジロ・デ・イタリアを中継できることが、そして3大グランツールをすべて中継できることが非常に嬉しく、またこれらのレースを解説、実況できることを光栄に思います。ジロ・デ・イタリアはグランツール最初のレースということで、各チームの3週間の走りを見ることのできるシーズンにおいて欠かせないレースです。私たちも5年振りにお届けするジロ・デ・イタリアを楽しみにしています」とコメントしている。
サイクルロードレースシーズン到来。3月は5つのレースを放送
ヨーロッパでサイクルロードレースシーズンが本格的にスタートする3月は、イタリア語で「白の道」という意を持つワンデーレース「ストラーデ・ビアンケ」を皮切りに5つのレースを生中継/ライブ配信する。
ストラーデ・ビアンケはコースの約3割が未舗装で、獲得標高差は3,000mを超える過酷な1戦。3月6日の午後9時50分から生中継する。
3月7~14日は“ミニ=ツール・ド・フランス”とも呼ばれるパリ~ニースを生中継するほか、3月10~16日にはティレーノ~アドリアティコ、3月22~28日にはボルタ・ア・カタルーニャとグランツールを見据えた選手たちが集うレースも生中継。
3月20日には、ワンデークラシックレースの中でも特に古い歴史と格式を誇る5つのモニュメントレースの初戦、ミラノ~サンレモも放送する。
このうち、3月7日のパリ~ニース第1ステージ、3月22日のボルタ・ア・カタルーニャ第1ステージは無料での放送。