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クリエイティブ、Dolby共同開発のAtmosサウンドバーシステム

Dolby Laboratoriesと共同開発した「SXFI CARRIER」

クリエイティブメディアは、Dolby Laboratoriesと共同開発したDolby Atmos対応のサウンドバーとワイヤレスサブウーファーをセットにした「SXFI CARRIER」を5月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は120,000円。

コンセプト段階からDolbyの音響専門家が関与したサウンドバーシステム。「Dolbyの革新的なコンセプトによって、コンパクト サウンドバーの限界をまったく新しい次元へと押し上げる音響性能」を持ち、他のDolby Atmosスピーカーと一線を画すという。

Dolbyによる音の指向性ガイドラインに沿い、スピーカーからの音を制御して上方向に放ち、天井で反射させてリスナーへと音を向ける導波路を作成。これにより、コンテンツ制作者の意図したとおりに、サウンドバーの外側や上から空間的な拡がりのある音を実現している。

サウンドバー本体に7つのスピーカードライバーを搭載。それぞれのドライバーが個別の独立したアンプで駆動される7アンプ/7ドライバーシステムを採用している。付属のサブウーファーは10インチ径ドライバーと大型バスレフポートを備え、サイズを超えた重厚な低音を再生する。サウンドバーとは2.4GHz帯でワイヤレス接続する。

スピーカーの総合出力は450W RMS(サウンドバー 250W RMS、サブウーファー 200W RMS)。再生周波数帯域は25Hz~20kHz。クリエイティブのヘッドフォンオーディオホログラフィ技術「Super X-Fi」にも対応しており、夜間などでも手持ちのヘッドフォンやSuper X-Fi搭載ワイヤレスUSBヘッドフォンなどを接続してバーチャルサラウンドを楽しめる。

HDMI 2.1端子を備える

入力端子はHDCP 2.3対応のHDMI 2.1×2、光デジタル(角型)×1、USB Type-C1、3.5mmステレオミニ。Bluetooth 5.0もサポートする。HDMI出力はARC/eARCに対応。8KやHDR10 HDR10+パススルーなどにも対応している。3.5mmステレオミニのヘッドフォン出力、USB Type-AのSXFI USB出力も装備。

スマートフォンやタブレット向けのCreativeアプリを使うことで、入力ソースやサウンドモードの切り替え、出力先変更、Super X-Fiのオン/オフなどを操作できる。

外形寸法と重さは、サウンドバーが約880×76×128mm、約3.6kg。サブウーファーが約225×450×430mm、約12.8kg。5月19日からは、東京・二子玉川にある蔦屋家電で実機展示デモも実施される。