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Dolby Atmos&Visonのスポーツ動画、28日から無料配信

「Dolby x Sports」 Online Experience特設サイトより

ドルビージャパンは、立体音響技術Dolby AtmosとHDR映像技術Dolby Visionを活用し、臨場感あふれるスポーツコンテンツの視聴体験をオンラインで推進する『「Dolby x Sports」 Online Experience』を、5月28日より実施する。ラグビーやフェンシングといった両技術対応スポーツコンテンツを無料で視聴できる。

配信されるのはラグビーのトップリーグ2018「リコー×ホンダ」ダイジェストや、全日本フェンシング選手権大会2020の「決勝」ダイジェスト、ドキュメンタリー映画「相撲道~サムライを継ぐ者たち~」のダイジェスト。さらにオペラ「僕らのミニコンサート」と狂言「咲嘩」の映像も楽しめる。

視聴できる動画は、Dolby VisionとDolby Atmosの効果のイメージを伝えるもので、通常のダイナミックレンジ(SDR)の映像を変換し、Dolby Atmosの音源からヘッドフォン用に事前処理したシミュレーション。スマートフォンで視聴する際は、横画面で動画を最大化し、ヘッドフォンを装着するように案内されている。

同日にはスポーツ業界のインフルエンサーが登壇する事前収録のパネルディスカッション『「ドルビー×スポーツ」制作現場の最前線 ~Dolby Atmos / Dolby Vision』を13時から、無料配信する。

パネルディスカッションは2部構成で、1部は「コロナ禍でスポーツをどう楽しむか?」と題して、プロスノーボーダーの藤森由香氏やフリーアナウンサーの真鍋杏奈氏、ビースポークの綱川明美代表取締役に、モデレータの速水康喜氏が配信によるスポーツの可能性について問う。

2部は「臨場感のある配信を実現するには?」がテーマ。映画「相撲道~サムライを継ぐ者たち~」の坂田栄治監督や、WOWOWでエンジニアを務める戸田佳宏氏などが、制作・配信技術のトレンドや、Dolby技術を用いた最新事例などを語る。

「Dolby x Sports」 制作現場の最前線 〜Dolby Atmos / Dolby Vision登壇者

  • 藤森由香氏(プロスノーボーダー)
  • 真鍋杏奈氏(株式会社ホリプロ スポーツ文化部 アナウンス室)
  • 綱川明美氏(株式会社ビースポーク 代表取締役)
  • 坂田栄治氏(映画「相撲道」監督/株式会社 TBS テレビ)
  • 戸田佳宏氏(株式会社 技術局 制作技術部)
  • 高橋敬氏(株式会社共同テレビジョン 技術センター制作技術部 音声)
  • 近藤大輔氏(株式会社ティー・ツー・クリエイティブ 演出/ディレクター)
  • 速水康喜氏 ※モデレーター