ニュース
Dolby Atmos&Visonのスポーツ動画、28日から無料配信
2021年5月24日 17:00
ドルビージャパンは、立体音響技術Dolby AtmosとHDR映像技術Dolby Visionを活用し、臨場感あふれるスポーツコンテンツの視聴体験をオンラインで推進する『「Dolby x Sports」 Online Experience』を、5月28日より実施する。ラグビーやフェンシングといった両技術対応スポーツコンテンツを無料で視聴できる。
配信されるのはラグビーのトップリーグ2018「リコー×ホンダ」ダイジェストや、全日本フェンシング選手権大会2020の「決勝」ダイジェスト、ドキュメンタリー映画「相撲道~サムライを継ぐ者たち~」のダイジェスト。さらにオペラ「僕らのミニコンサート」と狂言「咲嘩」の映像も楽しめる。
視聴できる動画は、Dolby VisionとDolby Atmosの効果のイメージを伝えるもので、通常のダイナミックレンジ(SDR)の映像を変換し、Dolby Atmosの音源からヘッドフォン用に事前処理したシミュレーション。スマートフォンで視聴する際は、横画面で動画を最大化し、ヘッドフォンを装着するように案内されている。
同日にはスポーツ業界のインフルエンサーが登壇する事前収録のパネルディスカッション『「ドルビー×スポーツ」制作現場の最前線 ~Dolby Atmos / Dolby Vision』を13時から、無料配信する。
パネルディスカッションは2部構成で、1部は「コロナ禍でスポーツをどう楽しむか?」と題して、プロスノーボーダーの藤森由香氏やフリーアナウンサーの真鍋杏奈氏、ビースポークの綱川明美代表取締役に、モデレータの速水康喜氏が配信によるスポーツの可能性について問う。
2部は「臨場感のある配信を実現するには?」がテーマ。映画「相撲道~サムライを継ぐ者たち~」の坂田栄治監督や、WOWOWでエンジニアを務める戸田佳宏氏などが、制作・配信技術のトレンドや、Dolby技術を用いた最新事例などを語る。
「Dolby x Sports」 制作現場の最前線 〜Dolby Atmos / Dolby Vision登壇者
- 藤森由香氏(プロスノーボーダー)
- 真鍋杏奈氏(株式会社ホリプロ スポーツ文化部 アナウンス室)
- 綱川明美氏(株式会社ビースポーク 代表取締役)
- 坂田栄治氏(映画「相撲道」監督/株式会社 TBS テレビ)
- 戸田佳宏氏(株式会社 技術局 制作技術部)
- 高橋敬氏(株式会社共同テレビジョン 技術センター制作技術部 音声)
- 近藤大輔氏(株式会社ティー・ツー・クリエイティブ 演出/ディレクター)
- 速水康喜氏 ※モデレーター