AVIOT×ピエール中野のネックバンドイヤフォン。「名作ができた」

WE-BD21d-pnk

プレシードジャパンは、AVIOTブランドの新製品として、「WE-BD21d」をベースとしながら、凛として時雨のドラムス・ピエール中野氏が音質、仕様からデザインまで監修した、コラボモデル「WE-BD21d-pnk」を5月31日に発売する。予約開始は21日10時から。価格は13,750円。

ネックバンドタイプのワイヤレスイヤフォン。ベースモデルのWE-BD21dは、レコーディングスタジオのエンジニアの意見を取り入れ、よりハイスピード且つフラットで原音に忠実な音造りを目指したモデル。

小さなイヤフォンエンクロージャーに、ダイナミックドライバー×1基、バランスドアマチュアドライバー×2基を搭載した「BDAハイブリッドトリプルドライバー」を採用している。

コラボモデルでは、「解像度と忠実度が非常に高い音質はそのままに、ピエール中野氏が周波数特性を分析した上で、0.1dB単位で入念にチューニング。ハイスピードで位相ズレが無く沈み込むような深いベースと、ボーカルが中央でスッと定位する、甘い色気のあるサウンドに仕上がっている」という。

また、ホワイトノイズの低減にも取り組み、「ピアニッシモの静寂がノイズに邪魔されないよう、聴感上のS/N比も向上さた」という。左右のイヤフォンを繋ぐケーブルにはOFC(無酸素銅)を使用して音の純度を高め、アウトレイヤーには特殊な樹脂加工を施し、洋服や髪の毛などへの引っかかりにより起こるタッチノイズを軽減させた。

コーデックはベースモデルと同様で、SBC、AAC、aptX、aptX HDに対応。Knowles製通話用マイクも備えている。

ジュラルミンの外装を採用しており、高い耐久性と外来ノイズからの影響を抑えている。イヤーピースはシリコン素材の標準タイプと、ウレタンフォーム、低遮音イヤーピースの3種類を同梱。「あらゆる利用シーンや音質のお好みに対応できるほか、首から下げるとファッションアイテムの一部として見えるようなデザインにアップデートした」という。

重量は約13g。最大通話時間は約11時間、最大再生時間は約13時間(aptX、aptX HD使用時は2～3割程度短くなる)。充電時間は約2時間。IPX5の防水規格にも準拠する。