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ディーガ、録画番組を4Kビエラで高画質化するアップデート

10TB HDD・11チューナ搭載の全自動ディーガ「DMR-4X1000」

パナソニックは、ディーガに録画した番組においても、4Kビエラの自動画質・音質調整機能を動作できるようにする、ディーガのファームウェアアップデートを21日より実施する。対象機器のユーザーは、ビエラの設定を切り替えることなく、最適な画質・音質でディーガの録画番組が楽しめるようになる。

今回のアップデートは、2021年発売の4Kビエラ(一部)に搭載されている「オートAI画質」、「オートAI音質」の効果を高めて動作させるために、ディーガに録画された番組の情報を独自の方式で4Kビエラに伝送する機能を加えるもの。

オートAI画質とオートAI音質を搭載する、4K有機ELビエラ「TH-65JZ2000」

オートAI画質はヘキサクロマドライブ、AI HDRリマスター、4Kファインリマスターをはじめとする様々なビエラの高画質機能を、AI技術を用いて統合的に制御する技術。これにより、ユーザーは画質モードを「オートAI画質」にしておけば、コンテンツに応じて画質設定を切り替えることなく、理想的な画質でコンテンツを楽しむことができる。

また、オートAI音質機能は、立体音響を実現するイネーブルドスピーカーなどをAI技術を用いて制御することで、コンテンツのシーンにあわせて音場などを最適に制御。声の明瞭さや音の広がり感などを自動で理想的な状態で出力することができる。

対応機種は以下の通り。なお、アップデート方法などの詳細は、ディーガのサポートページを参照のこと。

対応レコーダー(6月21日提供予定のバージョンアップが必要)
・4Kチューナ搭載全自動ディーガ:DMR-4X1000、4X600
・4Kチューナ搭載ディーガ:DMR-4T401、4CT401、4T301、4CT301、4T201、4CT201、4W201、4CW201、4W101、4CW101、4S201、4CS201、4S101、4CS101

対応レコーダー(バージョンアップ不要)
・全自動ディーガ:DMR-2X301
・ディーガ:DMR-2W201、2W101、2W51

対応テレビ
・4K有機ELビエラ:JZ2000、JZ1000シリーズ
・4K液晶ビエラ:JX950、JX900、JX850、JX750シリーズ
 ※オートAI音質は、JZ2000、JX950シリーズのみ搭載