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DITA、“真鍮”と“桜”を組み合わせた限定イヤフォン「SAKURA 71」

DITAの限定イヤフォン「SAKURA 71」

finalは、取り扱いブランドDITAの新製品「SAKURA 71」を7月30日に発売する。全世界で288台、日本国内では30台のみの限定販売で、価格はオープンプライスで、店頭予想価格は128,000円前後。7月26日からヨドバシカメラ各店、eイヤホン各店、フジヤエービックで予約受付を開始する。

SAKURA 71は、DITAの親会社であるPackagersの創業が1971年であることから「71」という数字をモチーフにした、DITAの持つテクノロジーを記念した限定モデル。2018年2月に発売した「PROJECT 71」の兄弟機となる。

DITAは、古くから伝わる技術や素材を最新のテクノロジーと融合させる事を得意としているが、今回のイヤフォンでは古くから管楽器で多く用いられている真鍮と、日本では春の象徴であり、新しいことへの始まりや挑戦を意味する“桜”を組み合わせた筐体を採用。桜は、反りや狂いが少なく強度も高いことから高級家具や和楽器などに使用される山桜を使用。金属と木材の組み合わせにより、「審美的にも色彩的にも独創的で、且つ音響的にも優れたものになっている」とのこと。

DITAが一から設計製造したダイナミックドライバー「DDT3.0」を内蔵し、ケーブルにはフラッグシップイヤフォン「DreamXLS」に採用された「OSLO-XLSケーブル」 を標準装備。音質は、「締まりのある低域とDITAサウンドの特長でもある、クリアでレスポンスの良い鮮やかな中高域が目の前に広がり、臨場感のあるサウンド」になっているという。

OSLO-XLSケーブルは、プラグ部の交換が可能なAWESOMEコネクターを採用。3.5mm 3極のアンバランス接続用に加えて、2.5mm 4極、4.4mm 5極のバランス接続用コネクターも同梱する。

パッケージは、筐体に採用している桜をテーマにした特別仕様。「日本のお花見で広げられた重箱をイメージした」という3色の特別な化粧箱の中には、製品や付属品に加え、開発者からのメッセージカードや限定生産のシリアルナンバーが刻印されたプレートも同梱する。ロゴ刻印付きの革製ケースも付属する。

再生周波数特性は20Hz~20KHz。インピーダンスは16Ω。音圧レベルは109dB/mW。final製イヤーピースのTYPE E(SS/S/M/L/LL)が付属する。