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Blackmagic、DCI 4K/60pやHDR対応の「Pocket Cinema Camera 4K」。約14.8万円

 Blackmagic Designは9日(米国時間)、DCI 4K/60pやHDR動画を撮影できる「Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K」を発表。2018年中に発売予定で、直販価格は147,800円。

Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K(レンズは別売)

 マイクロフォーサーズマウントを採用した小型のシネマカメラで、センサーは4/3型、最高ISO感度はISO 25600。4K/4,096×2,160ドットで60fpsのカメラ内部録画が可能で、HDR撮影にも対応。13ストップのダイナミックレンジをサポートする。3D LUTはモニター上と収録ファイルの両方に適用できる。

 動画フォーマットはCinemaDNGとProRes。記録メディアは、UHS-II対応のSDカードとCFast 2.0 カードで、USB-C端子経由で外付けSSDなどへの直接収録にも対応。

4/3型センサーで、マウントはマイクロフォーサーズ

 HDMI出力を備え、HDRビデオと10bitのビデオフィード出力ができる。音声収録には4つの内蔵マイクを使うほか、48Vファンタム電源対応のミニXLR入力でピンマイクやブームマイクの利用も可能。3.5mmオーディオジャックや、ヘッドフォンジャックも備える。

 カーボンファイバー・ポリカーボネート製の筐体を採用、軽量で持ち運びやすく、片手持ちできるサイズとした。

 背面には5型フルHDのタッチ液晶を搭載し、フレーミングやフォーカス合わせが行なえる。Blackmagic OSを採用し、タップやスワイプ操作で設定や調整、ステータス確認等ができる。Bluetooth機能を備え、リモートカメラコントロールに対応する。

 電源はLP-E6バッテリで、持続時間は約60分。DC 12V電源コネクタや、USB-C端子から給電できる。外形寸法は178.1×85.5×96mm(幅×奥行き×高さ)。

背面