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パイオニア、Androidスマホでも高音質取り込みできるBDドライブ

ハイエンドモデル「BDR-XD08MB-S」の使用イメージ

パイオニアは、CDジャケットサイズの小型・軽量なポータブルBD/DVD/CDライター「XD08シリーズ」のハイエンドモデル「BDR-XD08MB-S」を9月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16,000円前後。

ディスク表面の汚れや傷で音楽CDのデータが読み取れないときに、 条件を変えて再度読み取りを行なう「PureRead」のオーディオデータのリード性能を大幅に向上させた最上位機能「PureRead 4+」も搭載。データの欠落・補間の発生を抑え、音楽CD本来の音質で再生できるという。取り込みモードの切換え(Masterモード/Perfectモード)や、モードの確認機能も搭載している。

Android用音楽アプリ「Wireless Hi-Res Player ~Stellanova~」(無料)をダウンロードしたスマートフォンと、BDR-XD08MB-SをUSBケーブルで接続し、PCを介さずにPureRead 4+を使った高音質で音楽CDの取り込み・再生が可能。Gracenote MusicIDにより、インターネット経由で曲名やアルバム名、アーティスト名、ジャケット画像を自動で取得する事もできる。

PCレスで、Androidスマホに取り込む事もできる

筐体に、武蔵塗料製のラバーコーティング塗料を採用。上質な質感と、傷や剥がれに強い高い耐久性を実現したという。CDジャケットサイズで、重量も230gと軽量。スペースが限られる机の上でもディスクを取り出しやすいクラムシェルデザインを採用しており、バスパワーでの動作も可能。

本体にリバーシブル接続が可能なType-Cコネクタを搭載、L型ケーブルを採用しており、PCの左右に置いた際もコネクタ周りのケーブルが邪魔にならず、机のワークスペースを有効に活用できる。Type-Cコネクタを搭載したPCやAndroidスマホにも接続できるUSB Type-C変換ケーブルも同梱する。

4K Ultra HD Blu-rayの再生にも対応。動作状態から、 ディスクの回転数を抑えるアイドル状態、もしくは回転を止めるスタンバイ状態への移行時間を変更できる「カスタムエコ機能」も装備。移行時間を短く設定することでバスパワー動作時にPCのバッテリー消費を抑えられる。別売ACアダプター「DCA-003」による電源供給にも対応する。

書き込み速度は、BD-R/R DLが6倍速、BD-R TL/QLが4倍速、BD-RE/RE DL/RE TLが2倍速。外形寸法は133×133×14.8mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は230g。

AI顔認証エンジンFaceMeを搭載したアプリをはじめ、BD/DVDビデオを再生する「PowerDVD14」、映像編集の「Power Director 16 LE」、写真データの編集・保存・管理などを行なう「Photo Director 10 LE 」など、さまざまな用途に活用できるアプリケーションを無償でダウンロードできる。

データの長期保存が可能なM-DISCにも対応。ドライブの動作音を低減する「アドバンスド静音機能」や、電源を入れずにディスクを取り出せる「エマージェンシーイジェクトレバー」も備えている。