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米BOSE、USB-Cに対応したノイキャンヘッドフォン「QC45」

「QuietComfort 45」(Triple Black)

米BOSEは現地時間の8月31日、ノイズキャンセリングヘッドフォン「QuietComfort 35 II」の性能を高めた「QuietComfort 45」を発表した。現地では9月23日発売予定で、価格は329.95ドル。カラーはTriple BlackとWhite Smokeで、いずれもマット仕上げ。

QuietComfort 35 IIからノイズキャンセリング性能を高めたほか、より会話がしやすくなった「AWARE Mode」を搭載し、24時間のロングバッテリーを実現させたモデル。Bluetooth 5.1準拠でマルチポイント接続が可能になり、従来モデルではmicroUSBだった充電ポートもUSB Type-Cに変更されている。

新たなアクティブノイズキャンセリングシステムを搭載し、「QUIET Mode」とAWARE Modeの2種類のモードを利用可能。QUIET Modeでは、イヤーカップの内側と外側に備えられたマイクを使ってノイズを除去し、音楽やポッドキャスト、映画などをクリアなサウンドで楽しめる。AWARE Modeは外音を取り込めるモードで、より高性能なボイスアイソレーションにより、ヘッドフォンを外すことなく自然に会話などを楽しめる。

通話や音声コマンド使用時も、マイクがユーザーの声と騒音を分離。友人や家族、同僚、音声アシスタントがユーザーの声をより明確に聴き取れるようになるという。

折りたたんで収納できる

ヘッドフォンはQCシリーズの伝統的なデザインを踏襲。1日中、毎日着けていても快適に使用できる。平らに折りたたんで付属のキャリングケースに収納もできる。

従来どおりのシンプルな操作体系も受け継がれており、右側のイヤーカップに音量アップ/ダウン、パワー、Bluetoothペアリングの4ボタンを装備。このボタンだけで着信への応答や音楽の再生・停止といった操作ができる。左側ハウジングにはひとつだけボタンを備え、モード切替とマイクミュートができる。「BOSE Music」アプリにも対応し、Bose SimpleSyncにより、同社製サウンドバーとの連携も可能。

バッテリー持続時間は従来モデルの最大20時間から最大24時間に強化され、「長時間のフライトや、20件連続の会議電話、徹夜での勉強」にも対応。USB Type-C接続に対応し、2時間でのフル充電、15分の充電で3時間使用できる急速充電にも対応した。

「QuietComfort 45」(Triple Black)
「QuietComfort 45」(White Smoke)