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iFi、ジッポーサイズのBluetoothレシーバ。LDAC含むコーデック網羅

「GO blu」

トップウイングサイバーサウンドグループは、iFi audioよりLDACやaptX Adaptiveなど高音質コーデックに対応したBluetoothレシーバー「GO blu」を、10月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は30,000円前後。

マッチ箱/ジッポーサイズが特徴

ポータブルに特化し、主にスマートフォンと組み合わせることを念頭に置いた新シリーズの「GOシリーズ」第1弾。外形寸法55×34×13mmと、マッチ箱やジッポーライターに近い手のひらサイズながら、aptX、aptX HD、aptX Adaptive、aptX LL、LDAC、HWA/LHDC、AAC、SBCと主要なBluetoothコーデックに対応している。

出力端子は4.4mmバランスとiFi独自のS-balanced 3.5mmステレオミニの2系統。USBオーディオ入力としても使えるUSB Type-Cポートを備え、USB DACとしても使用できる。USB Type-C経由では最大96kHz/24bitまでのフォーマットに対応。

BluetoothモジュールとしてQualcomm製QCC5100シリーズチップセットを搭載。ファームウェアをアップデートすることで、今後新たなコーデックが発表された場合も対応できる。また一般的なBluetoothレシーバーがチップセット内蔵DACを使用するのに対し、GO bluではCirrus Logic製DACチップを採用。さらに品質を高めるべく、iFi独自の超低ジッター技術、カスタムデジタルフィルターも搭載した。

ヘッドフォンアンプ回路は、デュアルモノフルバランスで、負荷の大きいヘッドフォンでも駆動可能。さまざまなイヤフォン/ヘッドフォン、音源に対応するために、低域増強機能のXBass、音場補正機能XSpaceも搭載している。

再生周波数帯域は20Hz~45kHz(-3dB)で、出力インピーダンスは1Ω以下。出力は4.4mm接続時で245mW@32Ω、5.6V@600Ω。3.5mm接続時で165mW@32Ω、2.8V@600Ω。ダイナミックレンジは120dB。

バッテリー容量は450mAhで、最大8時間の連続再生が可能。通話/ボイスアシスタント用マイクも備える。重さは27g。

また、トップウイングサイバーサウンドグループは9月19日に開催される「秋のヘッドフォン祭2021 ONLINE」に出展。このGo bluを含む秋冬シーズンの新製品を多数出展する予定。