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Shanling、「ES9219C」×2基のBluetoothレシーバー最上位
2021年8月20日 11:15
MUSINは、Shanlingブランドより、Bluetoothレシーバーの最上位モデル「UP5」を8月27日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は20,000円前後(税別)。
Shanlingがオーディオプレーヤー設計で培ってきた高音質化技術が惜しみなく注ぎ込まれたモデル。DACチップには、ポータブル製品向けに低消費電力を推し進めながら、強力なアンプ機能の内蔵や優れたオーディオ特性を実現した「ES9219C」をデュアルで搭載。SN比や全高周波歪みは大幅に向上し、「原音に忠実なリスニング体験を約束」する。
出力端子は3.5mmステレオミニと2.5mmバランス、4.4mmバランス。最大出力レベルはシングルエンド-シングルDACで90mW@32Ω、シングルエンド-デュアルDACで112mW@32Ω、バランスで240mW@32Ω。
BluetoothチップはQualcommの「QCC5120」で、Bluetooth 5.0に準拠。コーデックはLDAC/LHDC(HWA)/aptX HD/aptX LL/aptX/AAC/SBCをサポートし、通信安定性にも優れるとする。
2基のKDS製「フェムト秒クラス低位相雑音水晶発振器」と、自社開発の第三世代FPGA技術(適応クロックサンプリングアルゴリズム)により、正確なデータ処理とクロック管理を実現。ジッターを効果的に排除して「Bluetooth レシーバーの常識を塗り替える高音質を実現」した。
本体には「18-Core/7本撚り無酸素銅OTG機能付きUSB Type-C to C ケーブル」が付属し、USB DACとしても利用可能。カーオーディオでの利用を想定した「車載モード」や幅広い製品と接続できる「UAC 1.0モード」も搭載する。USB DACとして利用する場合は、DACチップ内臓のMQAレンダラーと本体の内部処理を組み合わせ、16xまでのMQAデコードもできる。
「cVc8.0ノイズキャンセリングテクノロジー」と「インテリジェントDSP処理」により、音楽だけでなく通話もノイズの少ないクリーンな音質で利用可能。バッテリー持続時間はシングルエンド接続時で最大15時間、バランス接続時で最大11時間。スタンバイでは100時間。
本体にはディスプレイと多機能ホイール、再生ボタンを搭載。着信への応答や音量調整、楽曲の再生/停止といった操作ができる。NFCにも対応し、対応デバイスを近づけるだけでクイックペアリングも可能。
外形寸法は68×39×14.5mm、重さは50g。レザーケースや、USB Type-C to Type-Aアダプターなどが付属する。