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ケンウッド、デジタルルームミラー型ドラレコに10型液晶モデル
2021年10月5日 14:55
JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、デジタルルームミラー型ドライブレコーダー“ミラレコ”の新製品として、「DRV-EM3700」を10月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は50,400円前後。
10型IPS液晶採用のデジタルルームミラーを搭載した、前後撮影対応の2カメラドライブレコーダー。純正ミラーに付属の固定用バンドで留めて設置できる。7月に発売された12型液晶搭載のデジタルルームミラー型ドライブレコーダー「DRV-EM4700」の機能や性能を踏襲。コンパクトカーや軽自動車向けモデルとして、10型のDRV-EM3700を用意した。
前後ともにフルHD(1,920×1,080ドット)/28fpsでの撮影が可能。画角はフロントが対角約170度、リアが対角約132度。レンズの明るさはフロントがF1.9、リアがF2。
暗所の撮影に強い高感度CMOSセンサー「STARVIS」を前後ともに搭載し、夜間やトンネル内などをはじめ、さまざまなシーンにおける走行映像の高画質録画が可能。また、デジタルルームミラーとして、リアカメラで撮影する後方映像をリアルタイムで確認できる。WDR機能を搭載し、逆光やトンネルの出入り口、夜間の照明などによる白とび、黒つぶれも防止する。
液晶モニターにはタッチパネルを採用し、スライド操作による表示範囲の調整や、タッチ操作による前方・後方の画面の切り替えが可能。明るさ調整も行なえる。
国内で多い右ハンドル車のドライバーと同じ目線で録画ができる「右側カメラ仕様スライド式フロントカメラ」も採用。スライドできるため、さまざまなサイズの純正ルームミラーにも取り付けられる。
万が一の際にハンドルから手を放さずに録画を開始できる音声コマンド機能を搭載。音声コマンドは、緊急時などに手動録画を開始できる「イベント記録開始」のほか、静止画撮影ができる「写真をとります」、表示画面を切り替えられる「フロントカメラ」「バックカメラ」「すべてのカメラ」の5つの音声に対応する。
Gセンサーを搭載し、常時録画/イベント記録/音声コマンド・手動録画/駐車監視録画に対応。駐車監視録画は、別売の車載電源ケーブル「CA-DR550」を使用することで、最長24時間行なえる。
対応メディアはmicroSDカードで、最大128GBまで対応。32GBのmicroSDカードが付属する。SDカードの録画領域をあらかじめ確保して断片化を未然に防止し、SDカードのエラーを防ぐJVCケンウッド独自の記録システムを採用しており、定期的なフォーマットは不要となっている。
外形寸法/重量は、フロントカメラが260.6×46.1×73.6mm(幅×奥行き×高さ)/428g(microSDカード含む)、リアカメラが47.8×26×38mm(同)/41g。microSDカード(32GB)、シガープラグコード、後方撮影用カメラケーブル、GPSユニットケーブルなどが付属する。