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パイオニア、あおり運転を警告する業務用ドラレコ

「TMX-DM03A-VA」

パイオニアは、クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」に対応した業務用通信型ドライブレコーダーとして「TMX-DM03A-VA」「TMX-DM04-VA」「TMX-DM04-VA-FC」「TMX-DM04-VA-RC」の計4モデルを7月中旬に発売する。価格はいずれもオープンプライス。

「TMX-DM04-VA-FC/RC」

4モデルのうち、TMX-DM04-VAのみ1カメラ。残る3モデルのうち、TMX-DM03A-VAとTMX-DM04-VA-FCは前方+車室内、TMX-DM04-VA-RCは前方+後方の2カメラ。またTMX-DM04-VA、TMX-DM04-VA-FC/RCは音と画面表示に加え、LEDでも警告表示ができる。

前方車両へ近づきすぎるなど、あおり運転とみなされる運転をした際に、音と画面表示で警告する「あおり運転予防警告」機能を全モデルで搭載した。衝撃検知、危険挙動検知といった機能も利用できる。

またTMX-DM03A-VAには、ドライバーの眠気やわき見運転をAIで解析・検知し、画像や音声メッセージ、警告音で注意喚起する「ドライバーモニタリングシステム」も搭載した。赤外線対応の車室内カメラにより昼夜を問わず撮影・検知が可能で、まぶたの開閉時間だけでなく、まばたきの回数や顔の傾きなどからAIがリアルタイムかつ総合的に検知・判断する。

いずれも高解像度CMOSセンサーに加え、約200万画素のHDカメラを採用し、夜間や暗闇でもナンバープレートの文字までを鮮明に記録。TMX-DM03A-VAにはソニーの「STARVIS」を採用し、より高感度・高画質な記録を実現した。

料金プランは従来の「端末ご購入プラン」、「リースプラン」に「端末レンタルプラン」が追加され、幅広いニーズに対応した。新たなプランは車載器・サービス料をまとめて月払いするもので、別途見積もりが必要。