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アップル、HomePod miniに新色。オレンジ、イエロー、ブルー
2021年10月19日 03:18
アップルは19日、HomePod miniに新色のオレンジ、イエロー、ブルーを追加した。11月発売予定で、価格は各11,880円。既存のホワイトとスペースグレイを合わせると、5色展開となる。
手のひらサイズのスマートスピーカー。筐体のカラーは、Touchサーフェス、メッシュ生地、音量アイコン、編み込み電源ケーブルなどの細部に至るまで同色で統一されている。
音質にこだわり、高出力のフルレンジダイナミックドライバーを本体中央に、下向きに配置。その両脇に、フォースキャンセリング・パッシブラジエーターをペアで配置。そして本体下部、ドライバーの振動板の先に音を360度に拡散するためのリフレクターを装備している。
内部には、処理用にS5チップを搭載。再生する音楽の特性を解析し、音量の最適化やダイナミックレンジの調整を行ない、それに合わせて、ドライバーとパッシブラジエーターの動きをリアルタイムに制御しながら再生する。
上部にはバックライト付きのTouchサーフェスを搭載。触れる事で音楽の再生を制御したり、Siriに呼びかけて様々な指示をする事も可能。
Apple Music、Apple Podcast、Apple Music 1を含むラジオステーションなどの配信サービスに対応。新たに追加されたApple Music Voiceプラン専用に作成された数百のプレイリストなども再生可能。
音楽やPodcastを聴いている時に、iPhoneをHomePod miniに近づけるだけで、途切れることなくシームレスにオーディオ再生を引き継げる。HomePod miniで何も再生していない時は、iPhoneをスピーカーに近づけると、好みに合わせたリスニング提案が自動的にiPhoneの画面に表示され、iPhoneをロック解除しなくても、すばやくコントロールできる。
HomePod miniを介してSiriに話しかけ、音声コマンドで、消灯、室温の調整、ドアの施錠、シーンの設定、指定時刻でのデバイス操作など、スマートホームアクセサリのコントロールも可能。
今年後半には、Siriによる複数ユーザーの音声認識機能が予定されており、「家族の誰もが、それぞれの好みに合った音楽を楽しんだり、自分のプレイリストにアクセスしたり、パーソナルリクエストを使ったりできるようになる」という。
HomePod miniをApple TV 4Kとペアリングさせ、映像配信のサウンドを再生する事も可能。SiriとHomePod miniを連係させ、音声でApple TVから映像コンテンツを再生させたり、再生をコントロールできる。