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アイ・オー、PS5のスペックを活かせるHDMIキャプチャ

HDMIキャプチャ「GV-USB3/HDS」

アイ・オー・データ機器は、4K/60p/HDRや2K/120p映像のパススルーをしながら、最大4K/30p、2K/120pでの録画が可能なHDMIキャプチャ「GV-USB3/HDS」を12月中旬に発売する。価格は30,470円。ゲーミングモニター「GigaCrysta」のファミリーブランドとして誕生した「GigaCrysta E.A.G.L」の製品となる。

PCとUSB接続して使用するHDMIキャプチャ。PS5などのゲーム機から映像をHDMI入力した際に、4K/60p/HDR、2K/120pの滑らかな映像をHDMI出力からパススルーできるため、快適にゲームをプレイしながら録画ができるのが特徴。

4K/60p/HDR、2K/120pの滑らかな映像をHDMI出力からパススルーできる

UVC/UACに対応し、ドライバーのインストールも不要。パソコンとゲーム機の間につなげるだけですぐに使用できるという。USBバスパワーで動作するため、専用の電源は不要。

最大4K/30p、2K/120pの録画が可能。HDRの録画にも対応するが、HDR録画時は2K/60pまでとなる。高圧縮技術のH.265もサポート。エンコードはソフトウェアで、録画ソフト「I-O DATA HD Mix Capture」が付属。Webカメラの映像を同時に合成して録画する機能も備えている。

CyberLink製のビデオ編集ソフト「PowerDirector 18 for I-O DATA」も同梱。4K/30p、2K/120p動画やHDR動画の編集も可能で、キャプチャしたデータをすぐに編集可能。カットしたり、字幕やタイトルを挿入できる。

配信ソフト「XSplit」のプレミアムライセンスクーポンを2カ月分を添付。ライブストリーミング・録画ソフト「XSplit Broadcaster」、グリーンバックなしで背景を削除・置換・ぼかせる「XSplit VCam」も用意している。

サードパーティ製のアプリでも動作を確認しており、2021年11月10日時点では「XSplit Broadcaster v3.9.1912.1007」、「OBS Studio v27.0.1」で使用可能。

対応OSはWindows 10、macOS 10.14~11。macOSでも利用できるが、録画ソフト、編集ソフトはWindowsのみ利用可能。

PCとの接続にはUSB 3.2 Gen 1(USB 3.0)を使用。入出力端子はHDMIを各1系統備える。外形寸法は115×80×27mm(縦×横×厚さ)。重量は約170g。