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Whizzer、第4世代ユニットとHDSS採用イヤフォン「Kylin HE01B」。約1.2万円
2021年11月15日 08:00
伊藤屋国際は、Whizzerブランドのカナル型イヤフォン「Kylin HE01B」を11月19日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12,400円前後。
「異なった明かりの元でも自然で絶妙な光の質感に輝くように」と、10個以上の部品に対して複雑な工程を施し、72時間以上の時間を欠けて作成。「細部まで妥協のない質感を追求した」という。カラーは光沢のあるブラックとレッドゴールドを組み合わせている。
10.2mm径の複合振動板を採用した第四世代ユニット「BRIGHT」シリーズを採用。約1.2テスラの強力な磁束を持つ磁気回路により、「自然でクリーンな低音再生と音場再現能力を有する」という。インピーダンスは18Ωで、「接続機器を選ばずご使用いただける」とのこと。再生周波数は20Hz~40kHz。
ユニットの可能性を最大限に広げるため、特許技術のHDSS(High Definition Sound Standard)を使用した音響フィルタリングシステムも搭載。音の密度と透明感を大幅に向上させたという。また、半年以上の微調整を重ね、一体型合金ダクトと多層特殊フィルタースクリーンをサウンドフィルタリングとリバーブコントロールに使用しており、「サウンドをよりスムーズでバランスの取れたものにした」という。
カスタムプラグやコネクタは、耐久性に優れ機器との良好な接続を実現するために、アルマイト加工されたCNC切削加工で作られている。コネクタは、イヤフォン側が2ピンの0.78m、プレーヤー側はステレオミニ。
イヤフォンケーブルは、5N OFC(無酸素銅)に銀コートを施したもので、1芯30本の4芯構造。手織りで作られている。
Kylinシリーズのクラシックな形状を踏襲しつつ、多くのフィードバックを基に耳に装着する角度の調整を行ない、本体サイズをよりコンパクトにした。ハウジングは樹脂と金属フレームを使用し、特別にカスタマイズされたイヤーピースと組み合わせることでサウンドパフォーマンス、装着感を高めている。重量は約21.6g。