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J:COM、チューナーレスのストリーミングプレーヤー。'22年春提供開始

ストリーミングデバイス「J:COM LINK mini」

J:COMは15日、新サービス発表会を開催し、手持ちのテレビに接続するとネット動画が視聴できるストリーミングデバイス「J:COM LINK mini」を2022年春からサービス提供すると発表した。同社インターネットサービス「J:COM NET」のオプションサービスとなる。

「J:COM LINK mini」は、外形寸法69×69mmの小型ボディと専用リモコンがセットになったストリーミングプレーヤー。リモコンには、J:COMオンデマンド、YouTube、Netflix、TVerのダイレクトボタンを搭載する。既発の「J:COM LINK」はネット動画に加えて放送サービスも楽しめるチューナー搭載のSTBだったが、今回のJ:COM LINK miniはチューナーは搭載せず、ネット動画視聴に特化させている。

NetflixやTVer、ABEMA、Jスポーツオンデマンド、WOWOWオンデマンド、DAZNなどの動画アプリをプリインストールしており、テレビに接続するだけでさまざまなネット動画が楽しめる。さらに「チャンネルステアリング」や「クラウドとAI」により、Wi-Fi環境において自動でパフォーマンスを最大化し、電波干渉を改善する機能を備える。

サービスの特徴は、同社インターネットサービス「J:COM NET」と指定のネット動画サービスを併用すると、J:COM LINK miniの月額料金が永年無料となる事。指定のネット動画サービスとしては、現在「Netflix」や「J:COMオンデマンド メガパック」などを検討しており、今後も対象サービスを追加する予定という。